さてJAL日本航空機体整備工場見学会から随分と時間があいてしまいました。この見学会、JAL再生の取り組みのひとつとして、とても力が入っており内容盛りだくさん。至れりつくせりの内容でした。
▼ボーイング777フライトシミュレータ実体験(1)リンクシェアJAL日本航空機体整備工場見学会 2011 ([の] のまのしわざ)
▼ボーイング777フライトシミュレータ実体験(2)リンクシェアJAL日本航空機体整備工場見学会 2011 ([の] のまのしわざ)
▼ボーイング777フライトシミュレータ(3)現役パイロットのデモ飛行:リンクシェアJAL日本航空機体整備工場見学会 2011 ([の] のまのしわざ)
▼教官! わたしはドジでノロマな亀、を追体験?:リンクシェアJAL日本航空機体整備工場見学会 2011 ([の] のまのしわざ)
▼パトレイバー特車二課整備班シゲさんの世界(1):リンクシェアJAL日本航空機体整備工場見学会 2011 ([の] のまのしわざ)
▼パトレイバー特車二課整備班シゲさんの世界(2):リンクシェアJAL日本航空機体整備工場見学会 2011 ([の] のまのしわざ)
▼パトレイバー特車二課整備班シゲさんの世界(3):リンクシェアJAL日本航空機体整備工場見学会 2011 ([の] のまのしわざ)
▼パトレイバー特車二課整備班シゲさんの世界(4):リンクシェアJAL日本航空機体整備工場見学会 2011 ([の] のまのしわざ)
ただこういった広報活動がごく一部で、ブロガーに対してだけのものであってはいけません。実際のJALが変わったのか、再生しているのかを確かめるべく普通の乗客としてJALに乗ってきましたよ。
実はJAL見学会で一番感動したのは、機体やお土産などハードウェアの部分ではなく、パイロット、キャビンアテンダント、整備士の皆さんのハート、ソフトウェアの部分。働いている人全員がJALが破綻したこと、このままではいけないという危機感を共有し、再生に向けて取り組んでいることが伝わってきました。特に手書きのメッセージカードを頂き、その内容に感動しました。これは本当に相手のことを気遣っているのだと分かるからです。
では実際のJALの機内はどうかというと。
熊本空港から羽田空港までの間でしたが、どのスタッフも真剣、真摯。コストダウンしている部分や人員削減しているところがあり大変なはずなのですが、人と接する部分にぬかりはありません。特に席に飲み物を持ってくるところで、わざわざ「名前」で呼んでくれるところにはビックリしました。
だってJクラスとはいえ普通のエコノミーですよ。ファーストとかビジネスじゃないんですから。
これは真剣だなと。一部のメディアでは経営陣や労組の色々が取り沙汰されていますが、やはりそれもごく一部。多くの従業員は再生のために絶えまぬ努力をしているに違いありません。それを今回の見学会、そして実際に飛行機を利用することで感じることが出来ました。
「原点、初心のシンボル」 日航、“鶴丸”マーク復活を発表 - MSN産経ニュース新しいロゴは、赤いツルが空を舞う姿をモチーフにした鶴丸を受け継いだもので、「JAL」の字体を改めた。日本らしいおもてなしの心を込めたという。 大西賢社長はこの日の記者会見で、「過去への回帰や復古調の印としてでは決してない。日航の原点、初心のシンボルだ。“再生”ではなく、新生JALをつくっていくという思いを込めた」と述べた。
今回鶴丸マークが復活しましたが、日本の空を担う日本航空として、安全性にサービスに、世界の空をリードして欲しいですね。がんばれ新生・日本航空!
・・・ってか、なんでいしたにさん入っているの!?
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ありがとう、ジャンボJAL B (イカロス・ムック) [ムック]