映画「ひるね姫」の感想

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普段は映画を見ませんけど、昨今海外出張が多くその中でみたので感想を。


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自動運転車を作るお話で、明らかにトヨタを模していることや、2020年オリンピックで自動運転車を走らせることをテーマにしているので現実味がある話かと思いきや、ファンタジー。

そのファンタジーは夢の中の話で、それと現実とがいったりきたりすることで話が進む。

で、その舞台設定にやられてかなり引き込まれたのですけど、そのあとがよろしくない。

物語の抑揚がごちゃごちゃしていて、説明不足のところが気になりはじめ、物語がおわってもスッキリしないモヤモヤが残るということに。結構途中まではいいと思ったんだけどなあ、なんでこうなっちゃったんだろう?

調べてみるとどうやら前日譚のような24分の動画がhuluであることが分かりました。実際にそれをあとで見てみると、多少物語の補完ができるものの、夢だからってのもあるけど辻褄を合わせようというものでもなく、これをまとめたら完璧版になるかというわけでもないわけですね。

それだけに論理性を求めるとちょっと不満が残るというか。やはりファンタジーとして、多少の不整合や余白があったほうがいいんですけど、それが逆に分かりにくさを助長しているような気もするし。

鬼の正体はなんだろう?