当初値段があがると予想されていた新型プリウスですが、インサイトの好調な売れ行きを受けて大幅値下げして対抗します。
asahi.com(朝日新聞社):新型プリウス、205万円程度から インサイトに対抗 - 環境市場では、新型の価格が、排気量増や性能向上によって250万円前後になるとの見方もあった。実際には、現在の233万1千〜334万9500円を下回るだけでなく、インサイトの189万〜221万円に迫り、最低価格の差は15万円程度に縮まる。
それでも値段が多少高いことは確かなのですが、装備差や動力性能の違いを考えるとその価格差は僅か。同じ価格レンジにぶつけてくるトヨタの本気が伝わってきます。一方で、
asahi.com(朝日新聞社):新型プリウス、205万円程度から インサイトに対抗 - 環境一方、新型の価格は、設計時点の想定価格を下回っている可能性が高く、利幅も想定を大きく下回るとみられる。ホンダとの販売競争が激化し、値下げ合戦に発展すれば、トヨタの業績回復の妨げになる恐れもある。
利幅がとれないとの見方もあり、壮絶なシェア争いの末ハイブリッド市場壊滅、なんてことにならなければいいのですが。健全な市場形成をしないと今後の明るいモータリゼーションはない気もしますね。
【インサイト・CR-X関連】
■CR-Zの正式名称はCR-Xとなり2010年発売 ([の] のまのしわざ)
■トヨタのハイブリッド車プリウスがしばらく受注中止、在庫対応になります ([の] のまのしわざ)
■ホンダ・インサイトが月間販売台数トップ(1位)になる? ([の] のまのしわざ)
Honda 新型「インサイト」受注状況について2月6日(金)に発売された新型「インサイト」の発売後約1ヵ月での累計受注台数は、3月9日(月)までで月間販売計画5,000台の3倍以上の約1万8,000台と、順調な立ち上がりとなった。 また、2月度の登録台数は4,906台で、登録車の車名別では第10位、ハイブリッド車としては第1位となった。
さすがに1位はとれなかったようですが、それでも受注台数は相当なものですね。
■インサイトとプリウスの価格差を埋めるには何年かかる? ([の] のまのしわざ)
●ホンダ・インサイトのルーツはCR-XとNSXだった ([の] のまのしわざ)
●Honda | 公式中古車検索サイト | CR-Xのカタログ CR-Xの在庫情報
【ハイブリッド関連エントリー】
■シビックハイブリッド:実燃費とホンダの考えるハイブリッドとは IMAのハイブリッド走行について詳しく
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