このままのペースだと、インサイトが2月の販売台数トップとなります。
ホンダ・インサイトが売れてます! : Gizmodo Japan(ギズモード・ジャパン), ガジェット情報満載ブログホンダの新型ハイブリッド車「インサイト」は189万円という低価格戦略で、出足好調です。このままのペースでいくと2月中の受注台数が1万5千台となり、もしかするとひょっとして、月間販売台数でもトップになるかもしれないんですって。そうするとハイブリッド車としては史上初になるということで、いやー、売れてますね。
いままでホンダは30万台のハイブリッド車を世に送り出していますが、インサイトの売れっぷりをもってすれば数年で凌ぐことでしょう。
Hondaハイブリッド車が世界累計販売30万台を達成Hondaのハイブリッド車の世界累計販売台数が、1999年11月に初代インサイトの日本での販売開始以来、2009年1月末で30万台を超えた。
さて、自動車評論家でEVに詳しい舘内端(たてうち ただし)さんがインサイト vs プリウスの比較レビューを行っていますのでご紹介。
インサイトはエコカー新時代を開き、ハイブリッド普及に大きな役割 | NIKKEI NET 日経Ecolomy:インタビュー - インタビューインサイトはエンジン主体だな、というのがよくわかりますね。ガソリンエンジンのパワーが不足しがちなところをモーターがきちんとアシストしてくれています。
発進時の加速でよくわかりますよ。
排気量を小さくした分のパワーをモーターで補うという設計で、発信加速でもたつきは感じないということです。
もっと電気自動車に近い感覚でハイブリッド車を乗りたい人はプリウスのほうが向いているし、より普通の車に近い雰囲気で乗りたいならインサイトのほうが合っているでしょうね。インサイトとプリウスを乗り比べた違いを一言にまとめると、インサイトがエンジン車、プリウスは電気カー(EV)という印象ですね。
さて、実際の走りを比較するとどうかというと。
――プリウスは3ナンバー、インサイトは5ナンバーと車格ではプリウスのほうが上ですね。車重も70キロプリウスのほうがインサイトより重いです。大人1人分くらいプリウスのほうが重くなる。
その重さ、どっしりと安定したような感覚がプリウスの高級感につながっています。インサイトのほうが全体的に走りがキビキビしてます。
強いて指摘するとサスペンションが固い感じがやや気になりますね。ま、この点はハイブリッドカーであることにはあまり関係ないですけどね。
インサイトの方がキビキビ、さらにいうと脚が固いらしいです。やはりホンダが目指すのはスポーツカーなんでしょうか。
今後のハイブリッド、そしてEVカーの未来は開発力にかかっています。
インサイトはエコカー新時代を開き、ハイブリッド普及に大きな役割 | NIKKEI NET 日経Ecolomy:インタビュー - インタビュー次のエコカーが必要になるときに向け、自動車業界には再編も含めて大きな動きがあるでしょう。
少なくても現時点でハイブリッドかEVを持っていない自動車メーカーは、生き残れない。これから着手しようとしても遅いのです。
まず電気系の学生がいません。トヨタがごっそり採用したためです。特に中部地区ではほとんど残っていないそうですよ。
ではほかのメーカーがトヨタから人材を抜けるかというとそれも無理。トヨタは現在でさえ3000人の電気系技術者が足りないと言っていますからね。
やはり人材面で機械工学科から電気電子工学科へのシフトが起きているようです。電気でいえば強電(モーター系)から弱電(制御系)まで、幅広く人材が必要です。それにしてもトヨタで3000人足りないっていうんですから、、、
リストラかかっている電気メーカーから車メーカーに転職っていうのがアリかもしれませんね。
●ホンダ「インサイト」発売11日で早くも1万台突破し、株価も上昇(MONEYzine) - Yahoo!ニュース
【インサイト・CR-X関連】
■インサイトとプリウスの価格差を埋めるには何年かかる? ([の] のまのしわざ)●ホンダ・インサイトのルーツはCR-XとNSXだった ([の] のまのしわざ)
●Honda | 公式中古車検索サイト | CR-Xのカタログ CR-Xの在庫情報
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