ミニ四駆で学ぶPDCAサイクル

PDCAサイクルとは品質管理などマネジメントの手法の一つです。

PDCAサイクル - Wikipedia

PDCAサイクルという名称は、サイクルを構成する次の4段階の頭文字をつなげたものである。

1. Plan (計画):従来の実績や将来の予測などをもとにして業務計画を作成する。
2. Do  (実施・実行):計画に沿って業務を行う。
3. Check(点検・評価):業務の実施が計画に沿っているかどうかを確認する。
4. Act (処置・改善):実施が計画に沿っていない部分を調べて処置をする。

この4段階を順次行って1周したら、最後のActを次のPDCAサイクルにつなげ、螺旋を描くように一周ごとにサイクルを向上(スパイラルアップ、spiral up)させて、継続的な業務改善をしていく。

あちこちで「PDCAサイクルをまわす」という言葉が使われていますが、実際に実行できているかどうかは実は怪しいもの。

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ということでこれをミニ四駆で学んでみます。

1. Plan (計画):コースにあわせ、ミニ四駆のセッティング、パーツ投入を計画
2. Do  (実施・実行):計画どおりにセッティングを変更、パーツを購入して組み入れる
3. Check(点検・評価): 実際に走行させ、目標タイムがでるか、コースアウトしないかチェック
4. Act (処置・改善):予想と比べてタイムがでる、でない、コースアウトする、しないなどずれた部分の原因を探る。

見事にミニ四駆はぴったりにはまり、PDCAサイクルの落とし子といってもいいでしょう。

ありがちなミスはPDPDDDD。つまり計画、実行、計画、実行、やれやれ、とにかくやれ、になってしまうこと。CAがまるっきり落ちるパターンですね。

ミニ四駆でPDPDDDDになると、もはや走らせることなくただただパーツを買ってきて、セッティングを変更しまくって、手をつけすぎて何をどう変更したらどうなったか分からなくなっちゃうパターン。

やはり基本は1つ変えたら必ずチェック。そしてその変更点がどのように反映されたかを見て、次の計画に活かすことです。

このアプローチは理工系の実験においては当たり前の話で、

1. 実験方法
2. 実験の実施
3. 実験結果
4. 考察

となっています。そして実験の場合はこの大元として「実験の目的」が設定されるので、方向性を見誤ることがないようになっています。ミニ四駆の場合は自明で、「速く走ること」なので設定不要ですけどね。

経営においてPDCAをまわす場合も「目的」は大事です。目的を見誤るとどんなにPDCAが正しくてもいい結果は得られませんね。

ミニ四駆のチューニング、頑張ろうw

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佐藤 和明

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