「初期OVA 機動警察パトレイバー」を20年ぶりに鑑賞

名作はいつ見てもいいものです。

初期OVA 機動警察パトレイバー

初期OVAシリーズ 1988年4月25日~1989年6月25日発売。 VOL.1~7巻(全7話)+VOL.1-1/2(傾向と対策)、VOL.6-1/2(かわら版)、VOL.7-1/2(AFTER THE MOVIE) * 監督:押井守(1~6巻) 吉永尚之(7巻) * 制作:スタジオディーン

映画版は何度か見ていますが、この初期オリジナルビデオアニメシリーズは実に20年ぶり。予算と時間の制約からか、カタルシスが中途半端というか、大大円をあえて避けているようであり当時は消化不良気味だったのですが、その後の映画版で昇華しました。ある意味、映画版はこのOVAシリーズのリメイクといってもいいですね。

機動警察パトレイバー - Wikipedia

OVAシリーズの好評を受け製作された初の劇場用長編アニメ。OVAシリーズは各巻ごとに様々なタイプの物語に挑戦するバラエティに富んだ制作スタイルが採られていたが、まず本作では「王道の娯楽作品」を目標として掲げ、『劇場版三つの誓い』として「主役でありながらOVAでの活躍が少なかった遊馬と野明にちゃんとした活躍シーンを用意する」、「OVAではわざとハズしていた事もやる」、「レイバー対レイバーの戦いを描く」が設定されていた。

ところで20年ぶりにみた「二課の一番長い日」ですが、南雲課長が若い!青い!

(注意!以下ネタばれあり)


壊滅した警察機構の残された実働部隊として南雲課長率いる特車1課が警察庁を守っていたのですが、警察幹部からの指示は「撤退せよ」。これを警察の名折れとしてよしとせず、命令に反してしまうシーンです。

当時は圧倒的に南雲課長派だったのですが、今見るとどう考えても「撤退」が正しいんですね。いつもは冷静沈着、良識派の南雲課長が命令を聞かない、しかも感情的になるのをみて、思わずそりゃねーだろうと電車内でつぶやいてしまいました。

後藤課長はもちろん撤退を支持、「逃げちゃってね、っていったのに・・・」とぼやいてましたのはさすが。早く私も後藤課長の域に達したいものです。

とはいえ、重要な会議で「だから遅すぎるといっただろう!」というセリフを言いたくはないものですが。

機動警察パトレイバー2 the Movie [Blu-ray]
機動警察パトレイバー2 the Movie [Blu-ray]冨永みーな, 古川登志夫, 大林隆介, 榊原良子, 押井守

バンダイビジュアル 2008-07-25
売り上げランキング : 1424

おすすめ平均 star
starBlu-ray版
star声優さんが替わってます。
starファンなら買い増しでも満足

Amazonで詳しく見る
by G-Tools
機動警察パトレイバー 劇場版 [Blu-ray]機動警察パトレイバー 劇場版 [Blu-ray]
冨永みーな, 古川登志夫, 池水通洋, 二又一成, 押井守

バンダイビジュアル 2008-07-25
売り上げランキング : 2448
おすすめ平均

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

blu-ray版、声優さんが変わっているのはちょっと残念ですね。