ミニ四駆:えのもと杯マンガン電池耐久レース(2010年6月)参戦レポート

勝ってくるぞと勇ましく~

今月もやってきました、ミニ四駆耐久レース。今月は「マンガン電池を使う」との予告があり、マンガン電池のサイズに最適化したマシンを製作、持ちこみました。

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左がMSシャーシ、前回から投入したニュー耐久マシン。そして右が現在製作中のスーパーXシャーシ耐久マシン。電池交換を裏からできるように電池ボックス部分を切り取り、180度反転させて接着剤でつけてます。ただまだマシンセッティングが出てないので今回の投入は見送り。

そして下の段はMSシャーシの予備パーツ。フロントユニット、センターユニット、リアユニット(バンパーレス加工)となってます。

今耐久レースの主流は大径タイヤ、超速ギア(3.5:1)、トルクモーター。そのため3台とも大径タイヤなのですが、いざお店「えのもとサーキット」にいってみると・・・

えのもとさん「今日は雨模様だから店内で8の字作ってやるよ~」

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いつもと違ってちいさなコンパクトなコース。しかしなんだかちょっと不穏な空気が。そう、この立体交差の後のすぐに左へのコーナー。着地スペースがまったくありません。走らせてみると、、、

バッコーン!

もちろんコースアウトです。

モーターをノーマルモーターに変更してトライ。

バッコーン!

まるで入る気配がありません。これは小径タイヤに変更する必要があると判断、しかし手持ちはすべて大径だし、予備パーツも置いてきちゃった。速攻でローハイトタイヤホイールを購入、交換します。

バッコーン!

えええ、これでもダメなの?まじ? かくなるうえは3.5:1から4:1のハイスピードギアに変更です。これタイヤ外すからやりたくないんだけどなあ。

バッコーン!

いや、もう打つ手ないから、マジ無理。あ、あとはブレーキだって、ブレーキユニットこれも家に置いてきちゃったよ。弓型プレートで以前作ったブレーキをつけようにも付けるスペースがありません。どうしよう、、、ええい前に付けちゃえ。

バコッ、前転~!!

前がひっかかって巴投げですよ。ダメだ、後ろにもブレーキつけなきゃ。ブレーキといえばまずはエアブレーキ、リアウィング装着、さらに弓型プレートをローラーの下に渡してと、、、

ガション!

やったー、ようやくクリアできた、長かった~

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ということで完成した本日の耐久マシンです。結局昨日の用意は一体・・・まあこれもミニ四駆耐久レースの醍醐味。

11:30まで練習走行、そして予選スタート。予選は10分x2本、マンガン電池6本支給です。

やっぱりコースアウト続出。みんなの力でコースへ復帰、周回を重ねます。

私の予選はというと1本目たんたんと走り、電池は5分の時点で1本交換だけ。というのもなにせ電池交換するとコースアウトしちゃうので大変なんですね。電池を減らしてマイルドな走りが周回につながり、180周で2位で折り返します。

昼休みをはさみ、午後2本目の予選。昼休みはいそいそとラブプラス+の寧々さんとのデート。ショートキスとskip機能の追加でサクサクと終了。そうそう、期待どおり、ってそれはおいといて。

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午後は検討の末、芝を導入することに。減速区間を設けることでコースアウトを減らそうという狙いです。一方で最低地上高ぎりぎりのブレーキをつけている小径タイヤのマシンはここで大減速する可能性もあり、確認が必要。再度セッティングをつめます。

私はといえばマシンには手を加えず、トルクモーターPROを投入して減速分を取り返そうという算段です。

2本目の走行はトルクモーターの力で最初の方はコースアウト続出。うわー、新しい電池が使えないよ。へたった電池をだましだまし使っていたら今度はペースがさっぱり上がりません。仕方なく電池交換しても、すぐにペースダウン。なんだか妙です、芝が効いているのかな?

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結局165周と周回数大幅減。マシンをチェックするとギアカバーがはずれ、中のカウンターギアが浮き、520ベアリングが外れています。つまりフロントに駆動がかかってない、2WD状態だったんですね。なるほど、ペースが上がらない理由が分かりました。

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それでも辛うじて予選3位で決勝進出です。おー、危ない危ない。

決勝は無理せずノーマルモーターで走行、ギアカバーにはテープをつけてトラブルを未然に防ぐ作戦。決勝は30分、(新品の)マンガン電池6本支給です。

さてレーススタートし、1周を争うハイレベルな争い。他の2車がマスダンパーをつけて抑えを利かせるのに対し、こちらは前後ブレーキとウィングによるエアブレーキと整流効果でコースアウトを防ぐ対応。どちらも最初は同じペースですが、重量マシンのペースがジリジリと落ちていきます。これはいい感じですぞ。


(120fps)

1台大径タイヤにチェンジ、ハイペースでの巻き返しをはかります。しかしピットインに1分かかった上、コースアウト続出でなかなかペースが上がりません。確かにコースに収まれば速いのですが、残れる確率が相当低いです。なかなかここは難しいところ。

さらにこのマシンが隣のレーンのマシンに激突、走行を妨害するというお茶目な状況に。その助けもあって2位との周回数はどんどんとついていきます。


(240fps)

電池交換は5分刻みに行い、残り5分で最後の電池交換を終了。ペースがあがらず電池がはずれかと思いきや、たぶんこれはギアカバー外れっぽいです。しかし周回数の差があったのでそのまま走り切る作戦に。

終わってみれば545周と2位に52周差をつけて優勝。これで耐久レースは連続優勝記録更新中です。

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耐久レース終了後は新室内コースを設置。バンクが増えてコース長が長くなりました。テクニカルなのは相変わらずで、室内をところ狭しとコースが走ってます。

ということで蒸し暑い一日でしたが、セッティングにレース展開にと充実した1日となりました。えのもとさん、スタッフの皆様、参加者の皆様お疲れ様でした。

来月にはスーパーX耐久マシンを完成させて、MSシャーシ以外での経験も積んでいきたいです。

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