ミニ四駆:えのもと杯マンガン&アルカリ電池耐久レース(2010年5月)参戦レポート

「電池ハンパがあるから、今日はマンガン使おうか」

えのもとさんのこの一言で、ピットは騒然。

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ということで、今月もミニ四駆耐久レースに参戦してきました。アルカリ電池にセッティングしてきた各マシンですが、突如マンガン電池になったためにウェイト、スピードコントロール系装備を下したり、端子を起こしたりと全員てんやわんやの大騒ぎ。

私も姿勢制御用リアウィングを外して対応です。

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今回予選はマンガン電池6本支給、15分 x2回という旧レギュレーション。決勝レースはアルカリ電池3本で30分走行といういつものレギュレーションで行いました。

前回のレースでリアユニット破損したことから、今回はアルカリ電池用に新規マシンを投入。緑色シャーシのMSです。電池交換を裏からできるよう、大きくくりぬいてありサイドに少しだけ残したポッチで固定する仕組み。

とはいえ当日がシェイクダウン走行。実際に走行してみると、、、ウェイブでシェイクされ電池がダウンという、とんだシェイクダウンとなりました。やっぱりマスキングテープで留めることに。

電池は小刻みに1本づつ交換し、タイム落ちをおさえる作戦。特に端子圧が低いとタイムの落ち込みが激しいため、電池のセットしなおしの意味も含めてピットイン、電池交換です。

この施策により予選1回目はトップ周回。とはいえ同周が1名、1周差が1名と僅差です。

予選2回目は電池2本を温存していたにもかかわらず、低調なペース。結局周回を伸ばすことができず、合計周回は3位、ギリギリ決勝進出です。

決勝はアルカリ電池3本なのでセッティング変更。一度おろしたリアウィングを再装着、さらにリアタイヤをハードから通常の黒ゴムに変更、グリップ力をアップします。

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リアウイングの効果はやはりあり、ジャンプ時の姿勢が低く、特にリアが抑えられます。本当はフロントにもウィングをつけたかったのですが、時間がなくてできませんでした。今回のコースではフロントアンダーガードは不要でしたね。

スタートしてコースアウトもほとんどなく、安定して周回。トップを走行していたのでピットインは遅らせる作戦で。15分経過で1本だけ新品に交換、その後タイムおちしたらもう一本も交換する予定でしたがそのまま走り切りました。

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周回数は309、トップでゴール。今回も優勝できました、やったーーー!!

さてその優勝の興奮も冷めやらぬうちに、次のレース。それはチーム対抗1時間耐久レース。

え、1時間耐久?

しかも電池は自由(自前電池)、マシン自由、モーター自由。1チーム3~4名でピットイン自由。ただコースアウトした場合は耐久レースなのでラップカウンターの前に戻す(その周はカントされない)というレギュレーション。

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用意、スタート!

1時間耐久なのにまるでスプリントレース。ビュンビュン飛ばす飛ばす、電池は追い充電しまくりです。やはりスロープ後のコーナーが鬼門で、コースアウト続出です。

しかしコースアウトを恐れていては周回が稼げません。エスカレートするラップタイムでみんな高速かつ、マスダンパーをつけた重量マシンを投入。私はといえば安定性とそこそこのラップタイムを狙ったマシンしかなかったのでなかなかスピードで勝てず。他の2人にほぼお任せ状態です。

途中コースアウトが祟って3位に転落。なんと小学1年生と中学1年生を擁するチームにも負けてしまうほど。その後なんとか盛り返し2位浮上。しかしトップチームにはラップタイムで負けてジリジリと引き離されてしまいます。

結局1時間をそのまま走り切り、2位チェッカー。1時間でしたが中だるみもなく、非常に白熱したバトルでした。いやあ面白かったです。

今回わかったのはやはり色々な状況に対応したユニットを予め作ってもっておくことですね。特にMSはユニット交換でき、状況に応じて交換するだけで済みますので。

えのもとさん、スタッフの皆さん、ありがとうございました。また参加者の皆さんおつかれさまでした。