多忙でミニ四駆の更新が滞ってましたが、ミニ四駆ばりばりやってますよ。4月も月末にアルカリ電池耐久レースに参加してきました。
今回のマシンの見どころは!
・フロントマスダンパー除去⇒代わりに大型フロントウィング装着
・ボディをマンタレイ(ポリカーボネート)からアバンテMk.III(プラスティック)へ
・リアウィングをハイマウントに(長いカラー1個から2個へ)
以上、前回のマシンから変更。あとは特に変更なし、1月から使い続けているシャーシです。どうもリアのプラリンのベアリングが渋くなってきたので、これは新品のもの(グリス抜きなし)に交換。
今回は参加者が少なく、6名の参加。ジュニアクラスはうちの子供一人ということだったのでクラス分けせず、全員同じクラスでの周回数アタック。その代わり決勝レースは2人1組でのチーム戦。1-6、2-5、3-4位の組み合わせ。
予選は20分x2本、電池はアルカリ電池3本。3本あるので余る1本をどううまく使うのかがカギとなります。
ノーマルモーターを使用する軽量マシンに対し、私のマシンは重量級なのでトルクチューンやアトミックチューンを使用してスピードをかせぐ作戦。
詳細はもう2週間たってしまったので忘れてしまいましたが、電池2本で15分を走行、2周差まで詰め寄ったので逆転を狙って電池交換をしたところ、交換作業に失敗。電池を入れても動かず逆に手間取って周回数がついてしまいました。原因はシャーシの加工不足で、電池の被膜が破れて絶縁されてしまってました。そういえばこのマシン、一回り小さなマンガン電池用だったんですよね。アルカリだと交換しにくいのでした。
気を取り直して2回目の予選。トルクチューンでスピード勝負。電池は5分しか使ってないあたらしめのものと、15分使用したもの。
他の2台がコースアウトする中、なかなか快調な滑り出し。ところが数十周したところで突然失速。これは電池が落ちた(なくなった)か?
電池を交換して走行させるも、どうもギア鳴りがしている。これはギアが外れたかも。
再度ピットイン、カウンタギアのカバーをチェック、問題ないことを確認。しかしギア鳴りは鳴りやまず、走行させても非常に遅い。
もういちどピットイン。残るギアといえばスパーギア、、、とよくみるとリアタイヤが横にずれてる。横に???
なんとよくみると軸受の部分のプラスティックが抜けているじゃないですか。そりゃスパーギアもずれますし、ギアなりどころか走らないのもうなづけます。しかしこの部分、修理は不可能。交換するしかありません。ただシャーシを改造している手前、バンパーユニットを加工する必要があります。どうする?
もちろんその場でご購入ですよw
お財布とって、パーツを握りしめてレジへレッツゴー。その場でニッパをもってぱっちんぱっちんと加工。タイヤホイール、ギアを組みなおしてシャーシにつけます。子供も手伝ってくれました。
そして20分が経過する1分前にコースに復帰。もちろんレースとしてはまったくもって勝負になりません。しかしどんなことがあっても「諦めない」「最後までやりとおす」ことをモットーに、そしてその姿を子供に見せることがひとつの教育と思って最後まで頑張りました。
結局予選6位と最下位に沈みましたが、とても充実感がありましたよ。
さて今回の決勝レースは組み合わせによるチーム戦。今回私のマシンにトラブルがありましたが、速度自体は決して悪くないので1位のヨヒノリさんと組めたのはとてもラッキーかつまさに優勝候補。
ヨヒノリさんと作戦会議、ノーマルモーターで比類なき速さを誇るヨヒノリさんが先行、電池を消耗したところで私のマシンへ交代。コースアウトをおさえながら、トルクチューンモーターを積む私のマシンでスピードを稼ごうという作戦です。
詳細はustream録画をどうぞ。
この作戦は成功。ヨヒノリさんが前半で圧倒的な差をつけ、後半の私もその差を維持して逃げ切り優勝。
5位だった子供は2位の方と組み、マスダンパーを外すなどこちらもうまく周回を重ねて2位。3位-4位組の大人相手に健闘しました。
今回ヨヒノリさんに助けられての優勝ですが、これで大会3回優勝。なんだかラッキー続きでしたね。どうもありがとうございます。
さて今回の教訓ですが、
・耐久性を考え無理な改造はしない
・改造してもパーツ交換しやすく
・アルカリ電池に最適化したシャーシ作り
・確実な電池交換
・定期的な新シャーシの導入
などなど。特に耐久レースは予選30分~40分、本選30分と1時間以上走行させるのでマシンの消耗も激しいです。以前もリアバンパーが脱落するなどマシントラブルに見舞われたわけですが、その教訓が生かされてませんでした。どうしてもスピードに目がいってしまうんですよね。
そしてマシンバランスですが、予想以上にウィングの効果がありました。当日は風が強く、横風が吹いていたのですが、ジャンプの際もろにその影響でマシンがふらついていました。フロントウィングは効きすぎてフロントバンパーから着地、失速、前転することも。またハイマウントにしたウィングは周回を計測するカウンター、ゲートで失速する原因ともなっています。
ナローなトレッドもジャンプ姿勢が不安定な原因の一つです。
これらからウィング、マシンについては
・リアウィングはローマウントに(F1風ではなく、CART風に)
・フロントウィングは小さなものに
・トレッドはワイドに
といった対策をしていきたいと思います。今度はワイドトレッドなスーパーXXシャーシで耐久マシンを作ろうかなあ。色々とチャレンジしたいことが出てきてワクワクします。いやあ面白いですね、ミニ四駆。
今回もえのもとさん、スタッフの皆さん、参加者の皆様お疲れ様でした。電池3本の耐久レース、駆け引きがでて面白いですね。