なんだこの混雑っぷりは!
こちら、高尾山口駅からケーブル・リフト乗り場への道。今まで体験したなかで、初詣をのぞくと一番の混雑っぷり。ちなみに初詣はこんなもんじゃないですよ。
というわけで、高尾山へ紅葉狩りへといってきました。実は混むのでこのシーズンは避けがちなんですが、友人連れだったのでたまにはいいですね。当日は「いかない」といってた子供が急遽「いく」といったので子連れです。
リフトにのると、もうそこは紅葉の世界。高尾山は一面が赤くなることはありませんが、あちこちが黄色や赤に染まり常葉樹の緑とあいまって、ハーモニーを織り成すといったところでしょうか。
見晴台からの眺め。晴天で関東一円が見渡せました。筑波山まではちょっと厳しいですが、これだけの眺めはかなりのものです。ラッキー。
食事は十一丁目茶屋で。そばはもちろん、名物の焼き団子ももちろん注文です。ミニ四駆が見えますけど、これは下山後のえのもとサーキット訪問に備えて。
その後いつものように吊橋が渡れる4号路へ。今改修工事が行われているのですが、その日は通行できました。吊橋も結構な混雑で、狭い山道でいきかうのは大変です。
無事山頂につきました。富士山は雲に覆われて拝めず、残念。
高尾山といえば都内から手軽に訪れることができる観光名所というイメージですが、そもそもその手付かずの自然が残った経緯を考えると、霊峰であったことが大きいです。江戸幕府からの保護を受け、明治政府にもそのまま受け継がれてました。ということはもちろんあれですよ、今はやりのパワースポットに間違いありません。
間違いないので、Tシャツにもなってます。
☆☆☆
POWER SPOT
SUMMIT of mtTAKAO
高尾山
・・・なんというダイレクトなプリント。ミシュラン三ツ星の☆みっつにパワースポット。そしてシメは漢字で高尾山。うーん、もうちょっとデザインしてもいいと思うんですけど、外人さんには売れてるのかなあ。今度これ買ってきてみようかな、ご利益あったりして。
それだけの人が訪れる高尾山、混雑は山頂や山道だけではありません。トイレが大変。
男性の小はまだいいんですが、大はやっぱりかなり待ち時間があります。いくら大自然が取り囲んでいるとはいえ、高尾山はゴミは持ち帰り。お腹の具合と相談しながら、トイレは計画的に。
パワースポットの源となるのは山頂だけでなく、この薬王院もそうです。勇壮な建築は高千穂の神社に負けないほどの緻密さと、色合いを兼ね備えています。というか高千穂へいってなんだかみる場所が変わってきました。彫刻に目がいくんですね。その点でもかなりの見ごたえがあります。
凄い、緻密。
高尾山薬王院薬王院は今から約1200年前に開山された真言宗の寺院で、正式には「高尾山薬王院有喜寺」といいます。現在は成田山新勝寺、川崎大師平間寺とともに真言宗智山派の三大本山として広く知られています。
人は多かったものの、歩きにくくはなかったです。下山はケーブル・リフトは案の定1時間待ちだったのでさっさと諦めて1号路を徒歩で下山。お目当てだった「天狗焼き」はケーブル待ちの人が長蛇の列を作っていたので今回も入手できず。うーん、最近なかなかご縁がありません。もちもちしていて美味しいんですよねえ。今度こそはぜひに。
下山途中はとても冷え込み、かなり寒かったです。これは日が沈んだことや、山間ということがあったでしょう。逆に高尾山口まで降りると寒さは和らぎました。
紅葉の高尾山の次のイベントはダイアモンド富士(12月22日頃)、そして初詣と続きます。寒さが厳しい昨今ですが、機会があればぜひ高尾山へお越し下さい。
私はこのシーズンはおとなしくします。風邪ひいたし、ぐじゅぐじゅ。
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