高尾山の混雑を避けて楽々攻略する方法

高尾山から都心を眺めることができる、ビアマウント高尾は9/30まで。そしてその後は紅葉のシーズンとなり、もっとも高尾山が混む時期です。昔はこの紅葉シーズンさえ外せば高尾山は閑散として物静かだったのですが、ミシュランに掲載されてからは外国人観光客の姿も多く、天気が良い週末はなかなかの活気を呈しています。

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そのおかげで交通機関はかなりの混雑。リフトとケーブルカーの両方がフル稼働でもかなりの待ち時間が発生してます。

ということで、混雑を避ける高尾山攻略をいくつか。

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・ケーブルカー、リフトは往復券よりも片道券の方が柔軟性が高い

実は混雑は上りよりも下りの方が激しいです。帰りは山頂駅周辺に人がわんさかトグロを巻いて待つことになります。整理券を配布したりと非常に整然としているのですが、1時間、2時間待ちはザラ。往復券の方が40円ほど安い(往復900円)のですが、混雑をみてから片道券(470円)を買うのがオススメです。

・ケーブルカー・リフトの子供料金について
ケーブルカーは車両扱いのため、小学生未満は無料。
一方リフトはリフトのため3歳未満が無料です。
大人は同じ料金。

高尾登山電鉄 ケーブルカー料金と時刻表

・未就学児は、大人1名に付き1名無料。

高尾登山電鉄 リフトの料金と時刻表

・3才から小児料金になります。
・3才未満の小児は、大人1名に付き1名無料。

ストローラー(ベビーカー)を持っている場合はリフトに乗れないので、ケーブルカーに乗ることになります。

終バスならぬ、終リフトは早いです。ただリフトの往復券をもっていても帰りはケーブルカーに乗って帰ることができるので、どちらの券を買っても構いません。3歳から6歳の幼児がリフトの子供券を買った場合、ケーブルカーは無料で乗れるので無駄になります。

・ケーブルカーは15分毎、リフトは随時

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輸送能力としてはリフトが高そうです。そのため長蛇の列があってもそこそこスイスイと流れていくのがリフトです。展望もいいですし、軽装であればリフトがオススメ。

ケーブルカーは日本で一番の勾配と言われてます。直線的に上っていき、途中で別の車両とすれ違いします。混雑時は運転間隔を短くするようです。

・徒歩で上る

ハイキングに来ている人は当然徒歩でしょう。日ごろの運動不足の解消や、森林浴を楽しみたい方には是非チャレンジしていただきたいところ。

高尾山登山コース

●1号路 高尾山駅を経由する、舗装された道。歩きやすいが、急勾配が続く
●6号路 山頂近くに直接いける、谷あいの道
●稲荷山ルート 山頂へ直接いける、尾根沿いの道

このうち高尾山駅にいけるのは1号路のみ。谷あいで比較的涼しい(冬は寒い)ルートです。道が舗装されているのでスニーカーでも歩きやすいです。

6号路、稲荷山ルートは立派な登山道です。スニーカーでももちろんいいのですが、汚れることなども考えると、ちょっとしたトレッキングシューズがオススメ。

一番混むのはケーブルカー、リフト。そして歩きとしては1号路(高尾山駅から薬王院まで)です。特に高尾山駅周辺は物凄い人だかりで、ビアマウント高尾はそのまっただなかにあります。

・ビアマウント高尾は大人気ですぐにいっぱいに

特に夜景が綺麗ということなのですが、夜いったのでは間に合いません。夕方には残念なお知らせ、「満員でいまからでは入れません」の掲示が高尾駅などにでてしまいます。

ということでオススメは開店早々に入ること。だいたい1:30pmくらいから並ぶと確実ですが、2:00pm位でも2:30pmの開店後しばらくすれば入れます。逆に満員になってしまうと2時間はお客が出てこないため、2時間以上の待ち時間になってしまいます。

混雑していると2時間で退場を促されますが、そうでない場合は延長が可能なので長居するのもいいでしょう。ちなみに下山した高尾山口駅、高尾駅周辺にはほとんど飲み屋はありません。いくなら八王子駅周辺まで出ないといけません。たっぷりとビアマウント高尾で飲み食いしておきましょう。

・下山は徒歩で

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ビアマウント高尾がから出ると、登山客の帰途にぶつかりリフト、ケーブルカーともに満員で大混雑しています。整理券が配られるので、整理券をもらって時間になるまで暇つぶしなんですが、基本的に暇をつぶせる場所はありません。

ほとんどのお店は5pm位には店じまいなので、食べるものもなくなってきます。その点はやはり山なのです。

待ち時間が長すぎるとそのへんに座って待つことになりますが、そうであれば徒歩で下山するのが早いです。1号路(リフト駅の脇)をつかい、大人の足であれば30分前後で清滝駅まで下山できます。

そういうわけで、往復券ではなく、片道券がオススメです。

・ゴミ箱はありません(ゴミ袋持参で!)

高尾山周辺にはゴミ箱が一切ありません。そのためゴミは持って帰る必要があります。たまに手ぶらでいくのですが、途中で買ったジュースのゴミなどを手にもって帰ることになるので、コンビニのビニール袋でいいのでゴミ袋を用意しておくと便利です。

・雨具、防寒具について

高尾山といえども山です。完全に晴天ならいいですが、少しでも雲や雨の予報があれば雨具はあったほうが賢明です。

また季節の変わり目は都心よりも2~3週間は早いと思ってください。特に秋はかなり冷え込みますので、通常よりも上着1枚多く持参しましょう。ウィンドブレーカーなどが雨よけにもなって便利です。Tシャツ1枚は危険です。

逆に日差しが強い時にあると便利なのがタオルと帽子。タオルは汗をふくにも、頭に巻くのにも使えて便利ですね。

・携帯電話は使えない場所が多い

山頂で見晴らしがいい場所で、電波を受けているのに携帯が通じないことがあります。これは基地局を多く受信してしまうためと聞いてますけど、詳細はよくわかりません。とにかく携帯を過信しないで下さい。谷あいになると電波が届きませんのでダメです。

・滑落注意

登山路は手すりもない崖っぷちが多いです。滑落したらタダでは済まないので、ご注意を。不安であれば1号路がオススメです。人も多いし、道は広く安全です。

・オススメルート

私がよく使うルートはこんな感じです。

リフト(片道券)で高尾山駅まで
1号路でたこ杉、門(浄心門)まで
4号路に入る
吊橋を経由
4号路終了、1号路に合流
トイレに入る(ここくらいしかトイレがない)
山頂

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つまり薬王院を経由しないルートです。

山頂からすべて徒歩で帰るのであれば稲荷山ルートが使えます。
↓そのルートを使った例

梅雨時の高尾山 ([の] のまのしわざ)


ビアマウント高尾による前に山頂を制覇してからでもいいですね。いい汗かいたあとのビールはウマイです。

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ということで、明日9/22(火)ビアマウント高尾に行きます。1pm高尾山口駅前集合、2:00pm現地集合です。

もし一緒に飲みたいという方がいれば、twitter、

twitter/nomaまでリプライかDMでお知らせください。

iPhoneの電波の届く限り、応答したいと思います。バックアップでauもあります。