地獄のF1富士:集団提訴へのカウントダウン

2007年富士スピードウェイで行われたF1日本グランプリの運営に重大な瑕疵があり、精神的(肉体的にも)苦痛を受けたとして、集団訴訟がはじまります。

富士スピードウェイ"F1難民の地獄絵図"

以下、MSN産経ニュースに掲載された内容です。

F1日本GP運営ミス 観客130人が提訴へ 前半見られず家にも帰れず (1/2ページ) - MSN産経ニュース

トヨタ自動車子会社の富士スピードウエイ(FSW、静岡県)で昨年9月に開催されたF1日本GPをめぐり、運営上のミスで十分に観戦できず精神的苦痛を受けたとして、観客約130人が月内にも、FSWにチケット代の全額返還と1人あたり10万円の慰謝料を求める訴訟を起こす。発起人の横浜市の男性(43)は「ファンにとって年に1度の楽しみを台無しにされた。今後きちんと開催してもらうためにも提訴する」としている。

これはもちろん金銭目当てで行うものではありません。F1を愛するファンの特別な日が、心ない運営によって台無しにされただけではなく、明らかに準備不足と無責任なマル投げ体質で観客に苦痛を強いました。集団訴訟はこれに対する抗議と、責任を明らかにするための活動です。

知らない方には2007年何が起きたかは過去の地獄のF1富士アーカイブを見ていただくとして、2007年のF1富士を観戦した方は今からでも遅くないので是非訴訟活動の内容をご覧ください。

2007日本GPの被害者立ち上がろう。

3月30日で1次参加受付を締め切らせて頂きましたが 多数の問合せがありましたので弁護団と相談させて頂いた結果 2次受付を開始出来ることになりました。

弁護団がまとめました基本方針をよく読んで申し込み下さい。

富士スピードウェイも改善に向けての取り組みを必死にPRしていますが、まずは昨年何が起きたのかきちんと見、そして観客の声に耳を傾けるのがスタートではないでしょうか。観客との関係=relationsを正常化させることからはじめて欲しいものです。

【関連エントリー】

[の] のまのしわざ: f1 アーカイブ F1富士に関するエントリーまとめ

F1 日本グランプリ in 富士スピードウェイ 2日目:地獄絵図 ([の] のまのしわざ)
F1富士C席仮設スタンドの払い戻し対応は自作自演だった!? ([の] のまのしわざ)
F1富士での不祥事はトヨタの計画的広報戦略でグダグダ ([の] のまのしわざ)

2008年F1富士の開催概要発表 ([の] のまのしわざ)
2008年F1富士の概要発表に対する意見 ([の] のまのしわざ)