機動戦士ガンダムSEED DESTINY FINAL-PHASE 最後の力

ついに終わっちゃいました。映画につなげるかと思いましたが、一応すべてにケリをつけてましたね、相変わらず賛否両論あるようですが。私的にはまあ、こんなものかな?と思ってます。

今回は印象深いセリフが多かったので、それを中心に。

シン:

アスラン「このバカヤロウ!」

いや、本当にシンにはほとほと愛想が尽きました。いくらなんでもルナマリアに手を上げるなんてことがあろうとは。まったくなにも進歩も成長もありませんでした。シンの最近のセリフは「裏切り者のくせに」「あんたってやつはー」「なんであんたなんかにーっ!」「やめろーっ」ばっかりでしたが、今回もそれで終始してしまいました。あのレイですら改心してしまったというのに、です。まさに「あんた(シン)ってやつはー」です。

しかも分からないのが、ルナマリア「オーブは討たれなかったわ」のあとの号泣。なんで泣いているんですか?オーブを討てなかったのが悔しいのか、自分のふるさとオーブが無事で安心したんでしょうか?本当に改心したのかとてもdoubtful。こんなキャラが主人公として当初設定されてましたが、いつのまにかにやっぱりキラ・アスランも含めてトリプル主人公になっていたところを見ると、成長させることが出来なく、余りにも動かしにくかったと見受けられます。


レイ:
キラ「だからその命は君だ。彼(クルーゼ)じゃない」

このセリフでレイが改心してしまいました。それまでせっかく(?)悪の手先として、クルーゼの亡霊として生きてきたクルーゼ・クローンからレイに戻っちゃったんですね。これは意外でしたね、シンが改心してレイはそれを留めるとか、対立することを予想していたのですがこれには裏切られました。というか、シンが余りに成長がなさすぎたのでバランスを取るためにレイを改心させるしかなかったんでしょう。

謎のデュランダルとタリア:
今回もっとも不可解だったのはデュランダル。あれほど頭脳明晰、論理だった策略家なのに
・デスティニー、レジェンドという駒を失ってもまだ「本当に(キラは)厄介な存在だ。まあいい」と強気でいれたこと
・もはや落城寸前のメサイアになぜか逃げることもなく居続けたこと
というのは妙。あのブルーコスモスでロゴスの頭領だったジブリールなんて、敗色濃厚になる前にさっさとトンズラですよ。デスティニー、レジェンドを失い、ネオ・ジェネシスは空振り、レクイエムが破壊された時点でもはや勝負は決しているわけです。メサイアという強力な要塞といえども破壊され放題。さっさと逃げれば良かった物を何かを待つようにして司令室にいるわけです。

さらにキラが現れてもその強気はまだ健在。DESTINY PLANを遂行したいのなら、あなたは生き延びるべきでは?と思うのですけど死に場所を探していたかのような行動。

結局最後の最後に行動の論理性がなくなってしまったデュランダルは残念だったなあ。どうしても死んでもらわなきゃいけないという大人の都合が見え隠れします。その割を食ったのがタリアとレイ。タリアなんて子供いるわけでしょ、昔の恋人と息子、どっちが大事っていったら「母親なら子供が大事にきまってるじゃん」との奥様の弁。私もそう思いますよ。脚本家は子供いないんでしょうかねぇ。

しかもそのセリフがわけわからんです。なんでマリューに息子に会って欲しいっていうんですか?このへんも真意を掴み切れないんですが、まあ人間界分からない人がどこにでもいるので流しましょう。

最も分からないのが改心したレイはデュランダルを撃ってしまうわけですよ。え、なんで?
デュランダルの言う人類の未来(DESTINY PLAN)のよき理解者で実行者だったはずのレイが、キラ一人の未来を優先させてしまいました。キラが未来に向かって「戦う」宣言をしたからなのですが、ちょっと腑に落ちないなあ。

そうそう、キラがわざわざデュランダルを拳銃で始末するために指令室まで探しに行くってのも余りにもむりくり。キラはそもそもMSですらコックピットを狙わないのに、なんでデュランダルだけ生身で拳銃持って行くかなあ。そういうのは特殊部隊のアスランの得意領域だと思います。

放送開始20分以降は無かったことにして映画版とかでやり直して欲しいくらいですね(^^) やはりもうこうなったらデュランダルが「私が出るしかない」といって、脚のないモビルスーツに乗って直接対決ですよ。ビバ、バンダイ。

イザーク隊長:「エターナルを援護する!あれはザフトの船だ」

前回のステーション・ワン破壊手引きに引き続きの裏切り行為です。一方のタリアが「ザフトの誇りにかけてアークエンジェルを討つ」といったのと対照的ですが、まあどっちもどっちですね。なにせメサイアのネオ・ジェネシスの発射でやってしまったのはオーブの船ではなくザフトの船ですから。もはやその時点でメサイアはザフトの敵です。まあそれもイザークの垂れ込みがあったためですが。

ディアッカ:「で、どうする?」

いつでもイザークに聞いているディアッカくん。これは聞いているんじゃなくって、促しているんですよね。さすが、イザーク操縦法は世界一。

ラクス:
今回見せ場なし。

カガリ:
セリフもなし(笑

MSの戦闘:
今回はアカツキは当然として、ジャスティス、フリーダムはなんと無傷ですよ。ドムトルーパーも軽く無事だし、イザーク、ディアッカも無傷。アークエンジェルも無事でラクス派圧勝です。というか楽勝です。SEED最終回の、あのボロボロフリーダムとか、ディアッカ・バスター万事休すとか、イザーク・デュエルフェイズシフトダウンとか最高に緊迫したんですけど、今回はそういった緊迫感が無かったですねえ。しかしフリーダムのドラグーン、オールレンジ攻撃、アスラン・ジャスティスが「バカヤロウ」デスティニーをぶったぎるところはスカッと爽快でした。

3部作の噂も聞こえてきますが、しばらくはまたサヨウナラですね。ただ3部作がもしあったとしたら、もう両澤脚本は止めて欲しいなあ(^^; つじつま合ってないですから。