黒玉子を求めて大涌谷へ。箱根ドライブ2014秋

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台風接近する3連休中日。昨今コペンをゲットしオープンドライブを楽しんでいる南さんに影響され、よし、私もオープンでドライブ行こうと定番の箱根にいってきました。

B-log Cabin Blogger: 「コペン」という名の四輪バイク的オープンカー、ファーストレビュー

・実は軽自動車は自分のクルマ人生ではこれで4台目。Pros/Cons を全て知り尽くしていたつもりだったが、軽オープンという新ジャンルは多くの点で良い方向に予想を裏切ってくれた。一番驚いたのは、関越の追い越し車線を余裕で走る事が可能となった点。前車ハスラー(の OEM のマツダ・フレア・クロスオーバー)NA エンジンと比較し、軽量車重+ターボエンジンの加速の良さ、そして直進性を良好にするボディ強化と安心して減速出来るブレーキの強化がそれにつながっている。高速道路巡航が非常にラクになった。(ちなみに余談ながら前車フレアはまだ人気に生産が追いつかず、超高額買取で、ミニマムな差額でコペンを入手出来た。)

つい先日ハスラー(OEM フレアクロスオーバー)を手に入れたばかりだったのに、ビックリ!?

峠の茶屋でつきたて餅

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変顔になってますが、箱根の定番スポット、旧道の七曲がりです。コペンでも雨のなか試乗しましたが、それ以来。

S2000は昨年の事故でフレーム修正、ボディ補強(しすぎ)、ノーマル車高となったせいでハンドリングが激変。どうにもバランスがとれていません。そんなわけで七曲がりもアンダーとオーバーに脅かされながら手探りドライブ。フロントの負荷が高過ぎて舵角も多いし、うーん、と思っていたらガソリンの臭いがしてきた!

ん、そういえばガソリンスタンドでキャップしめたっけ?

しめた記憶がありません。やばい、もしかしたら横Gでガソリンが漏れているのかも、すると引火の危険性も!

さーーーっと血の気がひいてそっと峠の茶屋に駐車してチェックすると、ちゃんとキャップは締まっていました。

じゃあこの臭さはなんだろう、もしかしたらタイヤの焦げたにおい?

とにかく無事でなによりでした。

S2000 セッティング記録

F4/R14

下り坂でバランス向上(前荷重必要)

やぎさんコーナーでやぎと初遭遇

元箱根でボート乗ろうと立ち寄ったところ、駐車場が満杯で止められず。さすがは連休中日の箱根、あちこちで渋滞がはじまっています。

仕方なくそのまま素通りし、定番芦ノ湖スカイラインへ。

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通称ヤギさんコーナー、山伏峠ドライブインの展望台から。

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ヤギは「シロ」と呼びたいところですが、まったく反応しません。

「シロ」

「アカ」

「クロ」

ヤギ(!!)

なんとクロと呼ぶと反応しこちらに寄ってきた次第。その後もクロと呼ぶと反応するので、きっと名前はクロです。みんなクロと呼んであげて下さい。

湖尻でボート

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ボートは手こぎボートは折れた肋骨が痛いため、足こぎスワンボートで出航。ペダル踏み過ぎでちょっと足がお疲れ気味です。

そしてお腹が減ってきたので大涌谷、「黒玉子」を久々に食べようとロープウェイへ。

箱根ロープウェイ

桃源台駅へいってチケットを買おうとすると係員にこう言われます。

「ただいま待ち時間が15分、大涌谷では50分となります」

えっ、それ待ち過ぎでは? なにしろ渋滞や待ち行列がなにより苦手な野間家、黒玉子のためにそんなに待つのはできません。チケット買うのをやめます。

すると子供は憮然、不機嫌、落胆...

「あーあー、黒玉子食べたかったのに。。。」

えっ、そこまで楽しみにしてたの? 黒いゆで卵だよ?

そこまで憮然とされるとこちらもムキになります。

「それなら黒玉子食べる方策を考えよう」

(なお、待ち行列に並ぶ、という選択は野間家にはない)

必殺技、姥子駅からロープウェイ&帰りは徒歩

つまり待ち行列に並ぶ時間があれば、徒歩で下りて来れるだろうという目算です。とはいえ桃源台までは距離があるので、途中駅姥子駅にクルマで移動、そしてそこからロープウェイに乗ります。

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ところが姥子駅にいく道がすでに大渋滞、結構うんともすんともいいません。Uターンし裏道からアクセスし、駐車。

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姥子駅での待ち人数は数名程度、しかしロープウェイのゴンドラの空きがなくまったく乗れません。すると空きゴンドラを1つ送ってくれることになり、待っていた8名は10分後、満員のゴンドラを横目に余裕があるのに乗れてラッキー。

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念願の黒玉子!

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ロープウェイを下りて新しくできた建物(お土産物屋)を横目に一路黒玉子茶屋を目指します。いってみるとやっぱり長蛇の列、とはいえ、すぐさま列ははけます。

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ついに念願の黒玉子ゲット!

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黒玉子は湧いている硫黄泉につけてボイルします。健康によく、長寿とされますが、どうでしょう。

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その黒玉子をつぎつぎと食べ、結局一袋5個すべてを食べきった子供。食い過ぎです。

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さらにはアイスあんどら焼きまで食べて、食い過ぎです。

遭難してもおかしくない、徒歩での下山

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卵たべたし、もう硫黄のにおいがする山には用はない、とばかりに下山開始。最初車道を歩いておりますが、相当の人たちが渋滞に耐えかねて歩いて上ってきます。上りは大変そう。

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そしてそのまま車道を歩いていけば間違いないというのに、野間家の経路選択。え、ここいくの?

道っぽいけど、道っぽくないし。

この先なくなってたらどうすんのよ~ と思いつつも面白そうなのでいきます。

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行き止まりっぽいところまで行くと、なんと「順路」の立て看板を発見。なんとこの道はちゃんとした道だったんだ! あとでGoogle Mapsをみるとちゃんと道になってた。

しかし順路の立て看板はあるものの、少しでもトレイルを外れると遭難間違いなし。慎重に足を運びます。ほとんど誰も通ってないし。

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途中ケーブルカーの真下を通ります。ちゃんと屋根も整備されてます。

途中道なき道をショートカットし、出たのは整備された遊歩道。

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看板に「大涌谷」「姥子・湖尻」が見えます。そうです、この整備された遊歩道を使えば、もっと安全に大涌谷と姥子・湖尻を徒歩でハイキングできるんです。

知らないとはいえ、まあ結果オーライ。無事姥子駅まで戻りました。

⇒ 箱根ロープウェイで行こう!絶景ハイキング | 箱根ロープウェイ

温泉がない!

一汗かいたし、次の目的地は温泉。しかしすでに箱根の道はあちこち大渋滞発生、目的としている日帰り湯は渋滞の中心地、宮の下側。

姥子からグルグルと渋滞を回避しながらたどりついたものの・・・

なんと閉まってる!orz

⇒ 箱根てのゆ : 設備故障について

⇒ 箱根天然温泉 『てのゆ』

閉店したのかと思ったら、設備故障で休業中とのこと。早い営業再開を願っています。「てのゆ」は温泉は適温だし、色々な風呂があるし、空いているし、快適なんですよ。

仕方なく定番の天山へ。ここは雰囲気がよく快適なのですが、問題は湯が熱いこと。ぬる湯で長時間入りたい私には結構つらい系です。

その天山も駐車場まち30分、しかし他にあてがないので我慢です。

姥子温泉秀明館

今の建物は大正時代の外観残し、内装をきれいに改修している。現在は日帰り専門の施設として営業されている。新しい経営者は箱根湯本の有名施設「天山」のオーナー。歴史のある秀明館を手に入れたときとても喜んだという。秀明館の経営は採算は度外視のようだ。

姥子には歴史のある建物で有名な日帰り湯があるとのことで、今度はこちらも挑戦したいです。

足元湧出の古湯 箱根姥子温泉「秀明館」 | ひなびた温泉探検隊

それで大期待の湯ですが、予想通り浴室いっぱいに溢れ返らんばかりの湯で満ち満ちていました。 洗い場(家族風呂でしか石鹸は使えませんが・・・)まで水没状態で、また湯が熱い!洗い場で足を湯につけているだけでもやけどしそうです。 奥の崖からは白糸の滝のように湯が溢れており、奥のほうは50度を超えているのではと思うほどです。 幸い手前の湯舟は、熱交換器で温度を下げているので、42度くらいの常識的な温度です。 ぜひ、雨の後に訪れることをお勧めします。

やっぱり熱いらしい...

渋滞を避けて帰宅

温泉を出て渋滞情報をみると、まだまだ渋滞しています。そんな場合は無理に急いで帰らず、食事でもして帰ろうということになりますが、天山のお休みどこも満杯、待ち行列が凄いです。

待てない野間家は当然天山をあとにし、他へ移動。といっても都内方面はこんでいるのでいけません、ということで小田原市内のファミレスで食事。

ゆっくりしてから小田原厚木ー圏央道ルートで帰宅。渋滞ゼロで早かったです。

次回は

次回はちゃんとした遊歩道を使って下りてきたいですね。そして新しい日帰り湯の開拓を。

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S2000の足回りのセッティングも出さなければ。子供には「車高たかい」と指摘されましたし。

これまでの黒玉子

⇒ 大湧谷で黒タマゴ - のまのしわざ

⇒ 箱根:大涌谷とロープウェイと黒たまご - のまのしわざ

⇒ 箱根ドライブ:大涌谷・黒たまご (2012年 4月12日) - のまのしわざ

⇒ ワンドラ・カスタム・オーリンズでウェットの箱根ドライブ - のまのしわざ

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