R55ミニ・クラブマンのタイヤをコンチネンタル ContiSportContact2 205/55R16にしてから約1000km走行しました。
▼MINI Clubmanタイヤ交換 205/55R16 コンチスポーツコンタクト2 ([の] のまのしわざ)
▼城山湖とMINI Clubman+コンチスポーツコンタクト2 ([の] のまのしわざ)
もともとの指定サイズが195/55R16に対してサイズがなかったので今回205/55R16としました。また同様の理由からランフラットタイヤではなく、普通のラジアルタイヤへ。
コンチスポーツに期待していたのは195サイズではそろそろグリップ力が足りなくなってきたコーナリング性能をさらに高めるためグリップ力をアップしたかったのですが、どうやらその思惑は外れたようです。
というのも横幅は確かに205と195よりもサイズアップして一見グリップ力が上がりそうですが、実際には溝が随分と幅広で接地する面積自体は増えてないか、逆に減っているのではないかと思うほど。
それにより縦グリップが予想よりもなく、フルブレーキングで予想以上に早くABSがかかり減速Gがでないということがあります。
またコーナリングした時にはランフラットタイヤと比べてサイドウォールが柔らかい構造の上、ヨーロッパのタイヤがタイヤを歪ませてコーナリングさせるため、トレッド・ブロック面も柔らかい作りになっていることも手伝って随分とヨレる印象です。コーナリングフォース自体はでるのですが、スキール音が出るのも早く、全体のグリップ力も大きくありません。
よくよく調べてみるとこのコンチスポーツコンタクト2、ねこの肉球、cat pawをイメージした作りでブロック全体が柔らかいとのこと。荷重をかけるとゴム・ブロックが広がり路面を捕まえるということです。そのおかげで当たりは柔らかく、路面の継ぎ接ぎでゴツゴツとした角はとれて丸い乗り味になっています。
ひとつ気になるのは横風への耐性。どうもタイヤ全体がヨレるようで、高速道路で横風を受けると随分と安定性が乱される印象でした。
総合すると、
・乗り心地は向上
・雨には強そう
・グリップ力は低下
ということで、見事に狙いを外しましたw
タイヤって本当にイメージだけじゃ分からないものですね。タイヤ全体の印象は横浜 DNA S.driveくらい(225/50R16)のグリップ力・乗り心地でした。
▼DNA S.drive⇒S2000整備記録:12年目の車検前整備 ([の] のまのしわざ)
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