Perfume愛媛武道館ライブ参戦レポート(1):ライブなんてね…(のっち) #prfm

理由はとてもシンプル。

・アリーナツアーの中でもっともハコが小さい(入場者数が少ない)
・城がある、しかも現存12天守のひとつ、松山城!
・会場と市街、松山城がまとまっているコンパクトシティで移動・観光が便利

特に今回は定例ミーティング終了後寝台特急「サンライズ瀬戸」に飛び乗り鉄道で松山入り、そして日曜日は横浜でワンドラ体験ボートクルーズで横浜ベイサイドマリーナにいく都合があり、飛行機の移動。このハードなスケジュールを完璧に満たしたのがここ愛媛県松山だったのです。

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ちなみに今までの遠征では

・広島城(2nd Tour、広島)⇒広島城にみる400年持続する都市デザイン ([の] のまのしわざ)

・青葉城(P.T.Aライブツアー、仙台)⇒仙台城跡・青葉城は石垣の博物館:軍事力のパワーシフト、武力から知力へ ([の] のまのしわざ)

とお城を堪能しています。

宿は市街地の中心「大街道」、松山城にも近い勝山町付近。市電が目の前を走っていて3大温泉と誉の高い「道後温泉」にもアクセス便利。ここ松山は夏目漱石「坊ちゃん」の舞台であり、文化、歴史ともにとても見どころのある街です。

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ということで、ガッツリと松山観光を楽しんでからのライブ参戦。松山城はもちろんライブ当日は1200年以上の歴史をもつ道後温泉でお湯に浸かってから移動。いやはや、本当は逆がよかったのですが、とてもさっぱりしてから行けましたよ。

そんなとてもいい場所、松山でのライブは私にとって特別なものとなりました。

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いやね、もうマイベストライブの1つ!

6000人規模の会場のアリーナ中央に飛び出るセンターステージ。センターステージの横はなんと2席しかないという超プレミア特等席。そうでなくともアリーナ全席が全部ステージに近いといっても過言ではありません。スタンドとはいえ右翼、左翼もその飛び出たセンターステージにこれまた近く、今回立見席も設置されましたがおそらくかなり近かったのではないでしょうか。

そして高くそびえる三角屋根。この空間の広さのおかげでこれまた音響がいいんです。体にひびく低音、そして伸びる高音。パフォーマンスと音が同時にやってくる近さ。完璧にシンクロしてます。最近のライブといえばさいたまアリーナに東京ドーム。どちらも音と光の伝搬速度の違いがやはり気にならないわけではなく、しかも双眼鏡装備で見ていたのですが、今回は裸眼!裸眼でも十分に見られる距離!

仙台のP.T.A.ライブツアーよりも近いほどの距離で裸眼でくっきりはっきりそのキレキレダンスを堪能できました。

この会場の絶妙さだけではありません。

開宴約8分前、5:52pm。数列前の男性がすっくと立ち上がり、おもむろに両手を頭の上にかかげ、拍手をはじめます。

パン、パン、パン・・・

そのひとつの音は高い、高い愛媛武道館の屋根に反響し、すべての会場に響き渡ります。そしてそれに呼応するように

パン、パン、パン・・・

拍手が少しづつ増えていくのです。え、だってもまだ開演まであと10分あるよ、普通開演って10分くらい遅れるからあと20分はあるでしょう?

と思うし、普段であればこういうのは一旦疲れて鳴りやんだり、多少落ち込んだりするものです。ところがこの拍手の渦は小さくなるどころかその勢いを増し、立ち上がる人が増え続け、拍手の音は大きくなるばかり。

ヤバイ、これはヤバイ、みんな本気だ、それほどまでにこのライブに期待しているんだ!

愛媛武道館の高い屋根に充満するファンの気持ち、すでにこの時点でサブイボが立つほどです。考えてみればここは四国、愛媛県は松山。東京などからわざわざ遠征している人も多く、その覚悟たるや真剣そのもの。若年層だけでなく、40代、50代と思しき人も多く、そんな人がPerfumeジャンパー(通称:シャカシャカ)を着込んで速足で会場に向かう姿も多数目撃。まあ私もそのうちの一人ですが、そうだとしても回りの気合いの入りっぷりに圧倒されるばかり。

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(ピンクと黒のジャンパーがシャカシャカ)

そんなわけで開演前からファンの放つ「気」がものすごいことになってました。

(続く)

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