劇場版マクロスFrontier「イツワリノウタヒメ」はBlu-ray+PS3+ハイデフTVで見るべき次世代作品だった

つまりDVDじゃダメなんです。

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TV版マクロスフロンティアを見た時も衝撃をうけ、早速40インチ・デジタルフルハイビジョン液晶TVを買いましたが、劇場版マクロスフロンティアを見るならPS3。PS3をもってない人はいますぐPS3を買いにいくべき。

マクロスF(フロンティア)が超絶綺麗でハイビジョン放送のキラーコンテンツになる!? ([の] のまのしわざ)

マクロス25周年記念の新シリーズ、マクロスF(Frontier フロンティア)が2008年春から放送開始されます。それに先駆けてスペシャル番組が昨日放映されましたが・・・

とにかく凄すぎる!!

あの劇場版マクロスは当時のアニメーションの最高峰の画質と動きを職人技で見せつけてくれましたが、25年の歳月はさらにそれの上を行きました。3DCGの活用でディティールまでこだわったデザインが秒間数十コマで動き回るのですから。静止画にしても荒れない3DCGと、ダイナミックな動きはHDDレコーダーで初めてスロー再生を試みたほど。いや、スロー再生してもその動きの充実度は一切薄まらないほど濃厚な描写に呆気にとれまました。マジ、これは凄い。

ということで、アナログ放送でアナログ録画ではまったく歯が立たないことを思い知らされました。だって細部はボケボケだし、垂直解像度(走査線)はまったくたりないからテロップの文字も見づらいし。しかもどうやらデジタル撮影後アナログにコンバートしているらしく、スロー再生ではデジタルのデコード特有のブロックノイズまで丁寧に入っている始末。これじゃあ板野サーカスが満喫できないよ! (板野さんは今回はスタッフに入ってないようですが・・・)

マクロスFはマクロス25周年の集大成でもの凄い ([の] のまのしわざ)

・メカシーンはすべて3D CGで高精細かつ高密度

1080pに対応し、24フレーム/secのフルアニメーションで描画する戦闘シーンはもはや随一といってもいいほどの完成度。板野サーカスの真骨頂であるミサイルの軌跡はもちろん、弾幕をはっている様子を実際に描画することで伝えられるのは、3D CGならでは。そのためにTVはもちろんハイデフでなければ、その品質をすべて再生しきれません。

動きも自然、色もアニメ調に減色されていてうまく手書きパートとCGパートが融合してます。この3DCGのクオリティならいっそのこと「愛・おぼえていますか」のメカシーンをCGでリメイクしてもいいんじゃないの?と思うほど。というか映画版のストーリー設定で、映画版の過去にあたるマクロス発進、ミンメイのデビューまでを新作映画として作ってもらうとか。そういう古くて新しい展開を期待してしまうほど、マクロスF、いいですよ。

そして多分Blu-ray買うような気がします。マクロスFの品質はBlu-ray+ハイデフでしか発揮できませんから。

TV版の時点でBlu-ray+ハイデフ大画面TVは決定なのですが、今回はさらに特典として付属したPS3専用ゲーム、マクロストライアルフロンティアが凄い。だって、映像が劇場版マクロスフロンティアとほぼ同じといっていいんです。

劇場版マクロスFはTV版以上に作り込まれていて、細部に至るまで緻密で高精彩。ハイデフでそれを余すことなく再現してくれるわけで、Blu-rayはそれに応えてくれます。そして3D CGによる緻密で高精彩な劇中のシーンを、PS3のCPUパワーでほぼそのまま再現してくれるんですよ。

やっぱり久多良木さんの言ってたことは正しかったじゃないか!

ハイデフ時代にハイデフの映像をプロセッシングするCPUパワーがいると。それがPS3ですよ。PS3の価格を見て下さいよ、泣けるほど安いじゃないですか。

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これだけのCPUパワーを、3万円以下で手に入れられるなんて、ありはしませんよ。

しかもBlu-rayの映像と、PS3のゲームをPS3のメニューでいったりきたり。ハイデフの映像作品とハイデフのゲーム。ゲームの中は声優さんによるセリフが再生されるので、まさにインタラクティブムービーといった様相で、ゲームの映像美は劇場版と瓜二つ。とくに発進シーンなんて鳥肌ものです。ここまで似ているを飛び越えて同じになるのは、理屈でわかっていても見せつけられると驚愕でした。

大画面☆マニア:HDプロジェクタとグランツーリスモ5で証明するPS3の正しさ ([の] のまのしわざ)

何が凄いって、画面だけで480psの出力、すべる感覚が伝わってくるんですよ。現実には250psくらいまでしか体験したことないし、同乗でも440psまでくらいなのですが、なんてゆうか、トラクションのかかり具合まで感じ取れるんですね。ほんとすごい。

今更ながら、久多良木さんの言っていることは正しかった、と思いましたね。

もちろんメタルギアソリッド4でも同様のことを感じています。メタルギアでは劇中ムービーとゲームがそれまでは別々で違うクオリティだったのですが、PS3版では劇中ムービーがリアルタイムレンダリング。ゲームが同じクオリティとなりました。

メタルギアソリッド4では劇中ムービーとゲームがシームレスにつながっていますが、マクロスFはTV版、劇場版という映像作品が先にあり、それに沿ってゲームが作られているという違いはあるものの、目指す方向は一緒。そう、

圧倒的な映像美

です。圧倒的な映像美はすなわち、

圧倒的な情報量

であり、それは従来の小さな画面や低品質なビットレートじゃなしえないんです。だからDVD版じゃもったいない、これはBlu-ray版つまりPS3版を買うべきなんですよ。

ひとつ惜しいのがこのゲーム、3Dアクションシューティングであること。ファイター形態からガウォーク、バトロイド形態まで瞬時に変形、近接戦闘までできて、いままでのマクロスのゲームの歴史、いやあえて黒歴史と呼びましょうか、その黒歴史の中で素晴らしい映像美を誇るのですが、いかんせんこの3Dアクションシューティング。そのジャンルそのものが「素人お断り」感がプンプン。

スターラスター機動戦士Zガンダム・ホットスクランブルと同様に3D空間を理解するのが難しいんです。

実際バルキリーの戦闘は3Dなのでそれを体験させてくれるのは分かるんですが、できればもうちょっと工夫してほしかったですね。個人的にはオメガブーストがいいなあ。

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ゲームはGTで有名なポリフォニーデジタル、メカデザインはマクロスの河森正治監督。ゲーム内容は3Dシューティングなんですが、

いかにかっこよいリプレイをするか

が目的のゲーム。

オレかっこいい!最高!!とリプレイ映像をみてひとり悦に入るという、非常に内向的なゲームですが、そこはGTで開眼したポリフォニー。GTも基本は「かっこいいリプレイ映像」のためにゲームしますからね、ここ大事なポイントです。特にバルキリーはいかに板野サーカスするか、が肝ですから。

ということで、劇場版マクロスFはBlu-ray+PS3版がマストです。いしたにさん、大画面ハイデフTVでぜひどうぞ。

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