新規ノートPC導入にともない、マウスを購入することにしました。というのもタッチパッドがいまいち使い慣れないことと、やはり作業効率はマウスでグリグリスクロールがいいんです。
最初候補にあがったのはマイクロソフト。実はマウスは一貫してボールマウスが好きで、いまでも光学式マウスに対しては嫌疑の眼差しで見ています。どれくらいマウスにこだわっているかというと、以下の一連のエントリーでご理解いただけるかと。
理想のマウスはどこに ([の] のまのしわざ)ロジクールのMX-510を最近使っているのですが、やっぱり違和感があります。違和感の原因はわかりました。同じところでマウスを左右に往復させているとだんだんとマウスがずれていってしまうのです。 同じ動作をボール式のマウスでやるときちんと同じ場所を往復します。この累積誤差が違和感を産むようです。光学式はマウスが軽く感じられるのでいいのですがね。
ボール式マウスを求めて ([の] のまのしわざ)今使っているマウスはVAIO X505の付属光学式マウスなのですが、これが机に乱反射してマウスカーソルは飛ぶので非常に使いにくい。
マウス・マウス・マウス ([の] のまのしわざ)ということで、机の上がマウスだらけになってます。
PS2, USB変換ケーブル ([の] のまのしわざ)ヨドバシにいって、約100個のマウスの感触と裏をチェックした結果、買ったものがこれです。
シグマAPOシステム PS2USB1BK [USB PS2変換アダプター]:ヨドバシ・ドット・コム
使いなじんだPS/2用マウスやキーボードを簡単にUSB接続可能にできます。また、プラグ&プレイに対応。ドライバソフト不要です。(パソコンのUSB ポートにこの製品を挿す事によりPS/2インターフェイスができます。)これにMicrosoft Mouse(ボール式)を付けました。
結局ボール式のマイクロソフトマウス(なすび)。PS/2コネクタをアダプタでUSBに変換してました。
しかしいくらなんでも2010年、CPUがクワッドコアのWindows7で有線のボール式でもあるまいという思いと、ノートPCを持ち歩く際は無線式が便利だろうということで今回は無線にチャレンジすることにしました。
実は無線方式も機構的にレスポンスが悪いのではないかという嫌疑があるのですがw
とりあえず有楽町ビックカメラにいって触りまくりましたよ、マイクロソフトマウスに。そこで出た結論。
マイクロソフトのマウスで合うのがない。
なすびマウスという素晴らしいものを出したのに、どうして今その形がないんでしょう。あの形のまま無線にしてくれればいいのに。しかもボール式で(無理無理w)。
そこで次の候補といえば、いつもブログディナーでお世話になっているロジクールさん。
そしてロジクールマウスに触りまくった結果、お眼鏡にかなったのがこの Logicool Anywhere Mouse M905だったというわけです。
さてこのM905にした理由はいくつもあります。
・マウスを持ったとき、自然な位置にボタンが配置されている
・ホイールのダイレクト感、ダイアル感がいい
・ボタンのクリック感が高級。クリック音もいい。
・USBのドングルが小さくでっぱりが少ない
とにかくマウス選びで重視するのがやはり形状。手、指にあうかあわないかがもっとも重要です。左右非対称できちんと右手に最適化されてます。特に親指で操作するボタンがちょうどいい位置にあり、そこに合わせて人差し指が左クリックとホイールを楽に移動できます。そして中指は自然に右クリックの位置へ。
さらに私はマウスを繰る癖があり、マウスを持ち上げて元の位置に戻し再度動かします。この場合に親指と薬指でマウスを持ち上げるのですが、持ち上げやすいというのも良いポイント。
光学方式や無線方式は2の次3の次なんです。でも形状が合格なら当然次はレスポンスや正確性。
とはいえそれを店頭で試すわけにいかず。購入してからとなります。
裏面のフタを外し、電池を入れます。
ここですごいのは単三電池2本入るのに、1本でも動作するということ!なんと重量増を考慮して2本いれなくてもいいんです。もちろん電池寿命は2本入れれば2倍になります。
ちなみに重量は電池1本装着時、107g。
家のPentium4マシンのDELLで愛用しているDELLのボール式マウスは 103g。サイズが一回り大きいのに意外にも4gも軽量。
ちなみに電池は1本24gありますから、2本装着で131g、28gも重くなってしまいます。パーセントでいえば約25%増。これは重い。特にマウスを繰る時に気になるでしょう。でも1本なら問題なしです。
さらにこのロジクールマウスの美点は専用マウスケースが付いているということ。
これは素晴らしい!100円ショップでケース買おうと思っていましたが、なんて素敵な高級感あふれる専用ケースでしょう。
ノートPCと一緒に持ち運ぶことを考えると当然といえば当然ですが、この配慮は感動モノです。
さて実際の使用感ですが、DELL Studio 1557に使ってみてとても自然です。特に違和感を感じることなく使えているので、これは問題なし。今までの光学式や無線方式はポインタがとんだり、微小な動きについてこれなかったり、レスポンスが悪かったりといまいちだったのですが、さすがは最新テクノロジです。すっかりラブになりました。
唯一惜しいのは色。地味な黒だけというのも寂しいです。カラーバリエーションがあるとさらにいいんではないでしょうか。
そして重量配分。電池1本駆動でボール式マウスと同等の軽量さを誇りますが、重量バランスがリアよりなんですね。つまり親指と人差し指でつまむとリアが重くて傾いてしまうんです。これは多少気になりますので、ぜひ改善してほしいポイント。単4電池を使ったり、電池の向きを縦ではなく横に配置するなど、チャレンジしてほしいところです。
とはいえ久々にお気に入りになりました。マウスが気持ちいいと、作業が楽しいってものです。どうもありがとうございます。
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iwa
私はM905の先代にあたるVX-Nを愛用しています。
見た目があまり変わっていなかったのでマイナーチェンジだと思っていましたがモデルチェンジだったんですね。
VX-Nにはとても満足していますが、進む・戻るボタンが人差し指の位置にあり、親指操作に慣れてしまっているせいかいまだに違和感があります。ここだけが私にとって唯一のマイナスポイントでした。
M905ではどうやら親指の位置にボタンが移動しているようですね。
ちょっとうらやましいです。
tnoma
> iwaさん
M905なかなかいいですよ。従来の不満点を一切感じさせませんし、持ち運びもしやすいです。USBドングルは本体に内蔵できますし、キャリングケースは高級感あります。
今日スタバで使いましたけどすごく使いやすかったです。