先日からずっとフロントダウンフォースを得るための実験を続けています。
・フロントリップスポイラー
・フロントアンダーパネル
・フロントエアダム
を付けてみたものの、結果は芳しくなく。
結論からいうと、どうやら走行時、ミニ四駆のアンダーパネルに
風は流れてない
模様。ですから積極的にアンダーパネルに風を流そうとか、逆に流れ込む風を防いだとしても影響がないわけです。
唯一あるのはボディの上を流れる気流だけで、その負圧に引かれてフロントがリフト傾向になるのではないか、というのが現時点での考察です。
元々最低地上高が1mmとギリギリまで低くできるのと、せいぜいあったとしても数ミリしかあいてません。
実車や飛行機などのスケールでは十分空気が流れるので、そこで空力が発生するようですが、ミニ四駆のスケールでは十分に流れない、つまり滞留しているのではないでしょうか。
とはいえ、ジャンプ時には当然アンダーパネルの下に風は流れるので、そこではダウンフォースは発生するかもしれません。これは車体を浮かせて実験する必要がありますね。
ミニ四駆の空力は奥深いですなぁ
ミニ四駆の空力(ダウンフォース)を研究する(その3)フロントウィングの効果 ([の] のまのしわざ)
ミニ四駆の空力(ダウンフォース)を研究する(その2) ([の] のまのしわざ)
ミニ四駆の空力(ダウンフォース)を研究する(その1) ([の] のまのしわざ)
マックスハート
爆シードのスープラでも、フロントローラーにくれた油が、ボディのリア・ウィンドウだけに着くので、ボディ後が下に押さえられる→フロント・リフトの空力が働いているようです。
tnoma
>マックスハートさん
爆シード・スープラでもフロントリフトなんですね。情報ありがとうございます。
今度タイプ3シャーシの空力効果についてエントリーする予定ですので、ぜひご期待下さい。
tw
ミニ四駆で空力ダウンフォースを発生できる事実映像です。
http://www.geocities.jp/f1tw_idea/windtunnel/2007_09_14_mini4.html
既存のミニ四駆車が、車体下面へ気流を流せない様であれば、それはただの空力技術不足です。
私は事実上F1GPの空力デザイナーと同等以上の能力を得ておりますので、ミニ四駆でグランドエフェクトを発生させるなど朝飯前です。
tw
グランドエフェクト効果の映像です。
http://www.geocities.jp/f1tw_idea/windtunnel/2007_09_14_mini4.html
僕はF1GPレベルの空力デザイナーですので、車体底面に気流を流そうと思えば簡単に出来ます。
tw
ミニ四駆のアンダーパネルと路面の間ですが、私の設計したアンダーパネルでは空気は流す事ができました。
実験映像です。http://www.geocities.jp/f1tw_idea/windtunnel/2007_09_14_mini4.html
これでとりあえず7グラム程のDFを得られました。
開発を進めていけば、12グラムくらいは狙えそうです。
おふ
アンダーフロアでダウンフォースの変化は、ハカリに乗せただけの状態では計測されないんではないでしょうか…? クルマを押し付ける力ではなく、シャーシとハカリが引き合う力ですので。