クラゴンさんからF1富士観戦者へのクリスマスプレゼント

レーシングドライバーで、ドラテク鍛錬場の「クラゴン部屋」を開いているクラゴンさんからコメントいただいたので、改めてこちらでご紹介します。

クラゴン部屋スペシャル親方走見(レーシングカー同乗体験)

2007年ももう12月。

おかげさまでレースもクラゴン部屋も順調ですが、そんな中でひとつだけ引っかかっていることがあります。

それはF1日本グランプリでひどい目にあった、いや遭わされたみなさん。

正直に申し上げれば、オレが何かをする立場じゃありません。ただ、サーキットに行った人が嫌な思いをされたというのに黙っているのはクラゴンの名折れ。このまま済ますわけには行きません。

そこでクラゴンサンタからみなさんへ、クリスマスプレゼントを用意しました。

モータースポーツを愛するからこそ、何かしたい、何かできることはないかと考え、実際に行動するその行動力に感動です。

クリスマスプレゼントの内容は、F1富士で嫌な思いをされて「もう二度とサーキットになんかいかない!」と感じた人にもう一度サーキットへ足を運んでもらい、サーキットの楽しさ、モータースポーツの面白さを知ってもらおうというものです。しかも無料、さすが太っ腹です。

クラゴン部屋スペシャル親方走見(レーシングカー同乗体験)

つまり、このロードスターをクラゴンが運転して、希望者のみなさんをどんどん助手席に乗せて筑波サーキットを激走してしまおうということなんでございますよ。

開催日は2008年1月14日(月・祝日)
場所は筑波サーキットコース2000です。
日曜の筑波っていうタイミングを探すのが大変だったんだから。

クリスマスプレゼントなので(開催当日は年越ししちゃってるけど)、
料金はもちろん無料!つまりタダ!

走行に関する部分=走行料、タイヤ代、ガソリン代、交通費、オレの日当、全部クラゴン部屋が負担します。オレの日当はクラゴン部屋負担って言わないか(笑)。見えない観客席で金を取ったあげく、入場料は返金しないなんてケチクサイことは言いませんよ。

これでF1の代わりになるとは思えないけど、今オレにできる最大限のプレゼントはコレしかないんです。マシンとドライバーがF1よりちょっと見劣りするぶんは、観客席じゃなくて助手席で楽しめるという方向で、大胆にカバーしていると思ってください。

やる必要があるとは思えないし、やる意味があるのかどうかもオレにはわかりません。業界人の中にはアホだと思ったり、ウガッタ見方をしたりする人もいるでしょう。

でも、あの日、あの場所に観客として居た人にしかわからないだろうから、わかんない人はそれでいいと思います。オレとしては、あの富士で「もうサーキットなんか行かない!」と思った人に、もう1回だけサーキットに来て欲しいだけだから。

とても気さくな方で、私もラジコン場でお話させていただいたりしました。これを機会に皆さんもぜひクラゴンさんと仲良くなってはいかがでしょうか。

私もなにか、できること探してみよう。