地獄のF1富士:週刊プレイボーイが断罪「FSW社長に日本GPの反省なし!!」

さて今日発売の週刊プレイボーイに再びF1富士の記事が掲載されました。トーンは以前と同じ、いやそれ以上かもしれません。

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(左:10.22号 右:12.24,31号)

以前の記事ではどちらかというと起きたことの詳細を報告、といった風情が強くて批判もそれほどではありませんでした。タイトルはちょっと過激でしたけど。

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富士スピードウェイ"F1難民の地獄絵図"
(10.22号 p.35)

来年の富士F1なんてヤメちまえ!
来年の富士F1なんてヤメちまえ!
(10.22号 p.208)

確かにタイトルは過激ですけれども、レース取材歴25年、ジャーナリスト黒井尚志さんが体験した悲惨なツアーバスのレポートで、事実をたんたんと述べたに過ぎません。記事の最後は

以上、レース取材歴25年、こんな貴重な体験をさせてくれた(二度としなくていいですが…)FSWに感謝の意を込めての、黒井からの感想兼アドバイスでした。

敬具


との言葉で締めくくったことからも分かります。

・・・

それから約2ヶ月、今日発売のプレイボーイでは。

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(12.24,31号 p.154)
「FSW社長に日本GPの反省なし!!」と最初っから断罪。

それもそのはず、取材を申し込んだものの、取材拒否。
さらに押しかけて直撃したものの、いつものあのテンプレート化された返答の繰り返しをくらったわけです。
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ここでは「取材の申し込みは週プレだけなので断っているらしいよ」とありますが、AUTOSPORTの取材に対しても同様に取材拒否を行っているので、都合の悪い記事をかきそうなマスメディアの取材はおしなべて断っていることが伺えます。

そしてジャーナリスト黒井氏の怒りは頂点、今回の記事は

これだけ被害を与えたのに謝罪もなく、社長が新聞にコラムを執筆するとはいい気なもんだ。要するに反省などしていないわけだ。冗談じゃねー。出て来い、社長!この不始末は永久に語り告がれるゾ!!

という怒りの言葉で締めくくられます。以前の記事の雰囲気とは大違い。結局あれからなんの進展もないばかりか、取材拒否にKYなコラム執筆なわけですから仕方ありません。

何が怖いって

5ヵ月後には来年の日本GPのチケットが売り出され、今年と同じチケット&ライド方式がまた行われるというが・・・社長がこの反省のなさじゃ、あの悲劇がまた繰り返される?

かもしれないということなんです。

まずは現実に目を向けて、取材には応じてほしいものです。

【FSW社長のKYコラムは以下からどうぞ】

富士スピードウエイ、具体性のない反省!F-1から撤退せよ!!!! - 趣味多き弁護士の仕事と遊びの両面の報告 - Yahoo!ブログ


 2007年、日本GPの富士スピードウエイにおける、さまざまな不手際、モータースポーツファンの
年に一度のお祭りを台無しにした、悲惨な難行苦行は、、あちこちで論じられているが、C席のチケットの払戻しが終わった頃、地元、静岡の新聞に「非常識な記事」が掲載された。

富士スピードウエイのオフィシャルが泣いている。 - 趣味多き弁護士の仕事と遊びの両面の報告 - Yahoo!ブログ

先週、「来季F-1への努力改善」と言う題名で、具体的な内容もなく、中身は「立派な運営スタッフがいる、それを来週書きたい」などと、なんら今回の失敗について反省せず、教訓も得ていない記事を書いた社長の続編が出た。

TOYOTAと富士スピードウエイ、どこまでも独りよがり - 趣味多き弁護士の仕事と遊びの両面の報告 - Yahoo!ブログ

毎週土曜日の夕方が、不愉快だ。静岡新聞に連載されている県内関係者の「随筆」であるが、富士スピードウエイの加藤社長の独りよがりは、とどまるところを知らない。