ヒーローしのいサーキット走行会のレポートです。
【関連リンク】Garage Group4: FUN&RUN’07 しのいサーキット走行会!
「もぎのしわざ」 土泥boyz、僕らはダートトライアルをする事しかできない:FUN & RUN - livedoor Blog(ブログ)
続きを読むから先、長いですw
ここシノイは実に2年ぶりの走行。シノイといえばジムカーナ、ダートラ、ラリーなどのモータースポーツ競技の現役・OB選手に峠アタッカーが一同に集う異種格闘の場で、何度も死闘を繰り広げてきました。
2000年 7月
2002年 4月
2003年 4月
2003年12月
2005年12月
こうしてみると、かなり走ってますね私たち・・・(w
今回は久々にFC3SのNさんとの直接対決。突然エントリーしてくるんで、びっくりしてこちらも慌てて軽量化したりしてと準備は万端。
3:45 起床
4:10 出発
4:25 八王子IC
80km/h走行
5:45 羽生IC到着。待ち合わせ
5:55 羽生IC出発
90km/h走行
6:20頃 鹿沼ICで一旦降りて、再び乗る(ETC割引のため)
6:40頃 宇都宮ICで降りる。コンビニで朝食購入
6:55 現地到着
晴れ、外気温1度、路面-0.5度~1度。
放射冷却で完全に冷え切っていて、冬のいつものシノイの状態。こういうときは朝の一本目の走行はタイムアタックできません。前回(2005年)は1本目は走行すらせず写真撮影に徹しましたが、今回は「ウォームアップと慣熟走行」を目的にきちんと1本目も走りました。
1本目終了・・・やっぱり奥のヘアピンが凍っている、裏ストレート・シケインもほとんど真っ白の状態。走ってみるとシケインの縁石が全回走ったときと違い、新しく改修されていたのでどうも乗せる・乗せない・半分乗せるといった按配が変わっている模様。
特に大きく違うのがコース手前の最終シケイン。前回はタイヤバリアにスポンジという、「当たったらボディ凹むぜ」という風情から、高い縁石と波状路に変わっていて、「乗り上げたら足回り壊すぜ」に変わってました。なので高い縁石には乗らず、慎重にラインをとることに。
今回赤外線式温度計を持ち込んだので、さっそくタイヤ温度と路面温度を測ってみました。走行後のタイヤ温度はF 31℃、R39℃。隣のNさん、FC3Sの55Sは両方とも31℃位とやはり熱が入っていません。路面はほぼ0℃ですからそれもそのはずですね。
(リアタイヤ:ADVAN A050 Mコンパウンド 255/40R17)
2本目。日も出て、路面凍結はほぼ解消。今度はタイムアタックです!
しかしうまく走れません。ミスなく走れた回はなく、なにかまだクルマもタイヤのグリップも信頼しきれてない感じ。
ベストタイムは 49.293秒。自己ベストの0.3秒オチです。
一方のFC3Sはというと早速48.561秒。自己ベストが48.4秒ということなので早速自己ベストに肉薄。私とは0.7秒も差をつけてます。追いつくんだろうか・・・
タイヤ温度はF41℃、R45℃、路面温度9.5℃まで上昇してました。
かなり不安になりながら、とりあえず「腹が減っては戦ができぬ」ということでお昼ゴハン。正直全然おなか減らないのですけどね、今食べないと食べるタイミングを失ってしまいます。
3本目に向けての秘策はないので、とりあえずタイヤの内圧を調整、そしてフロントダンパーの番手をさげる(伸び側を固く)してみます。またガソリンを5Lほど入れてガス欠予防。
途中タイヤの内圧があがり、リアのグリップ感が急激に落ちたんですが、その結果こんなことに。
ホームストレートのコンクリートバリアに突っ込むかと思いましたYO!
3速で入ってますからね。ここシノイではS15のTさん、EP3のMさん、ランエボのスーさん、そして今日も参加しているFC3SのNさんも餌食になってますが、その光景が走馬灯のように一瞬のうちに頭の中に浮かび上がってきましたよ。ああ、本当に無事でよかった・・・
ということで無理なハンドル操作はやめて丁寧に走ったところ、なぜか最後にベストラップ
48.596秒
を記録! うおー、自己ベスト更新だっ!!
が、どこをどうやって走ったのかよく思い出せない! もう一回同じ走りやれっていても覚えてないからできないよー。
とはいうものの、この時点でFC3SのNさんの今日のベストラップには0.03秒及ばないし、Nさんの自己ベスト48.4秒にも負けてます。うーん、自己ベストは嬉しいが、これじゃ結局負けなんだよなぁ。またでっかい羽がはえたターボに負けてしまうのか・・・
とかいっていると、ダートタイヤでベストラップ48.1秒を刻んでくる、現役ダートドライバー・スーさんがいるじゃないですか。まだまだ負けられません。
(48.1秒を叩き出したスーさん)
そうそう、タイヤ温度はF 56℃、R 57℃、路面温度13℃でした。一方、FC3Sが履く55Sは約10℃低い、F 47℃、R 46℃。しめしめこの違いは大きいぞ。
ということで4本目。秘策はないので、地味にガソリン補給とタイヤの内圧調整、そしてリアダンパーの減衰をアップ。
そして渾身のタイムアタック。
48.094秒を記録!?
なんと0.5秒もタイムアップ、え、まじ?
最初聞いたときは耳を疑いましたけど、どうやら本当のよう。目の前のFC3Sをやっつけたのも嬉しいですが、青いS15のベストラップをも破りましたよ。わーい、わーい。
その後ランエボのスーさんがさらにタイムを刻み、47.4秒を叩き出してきたのにはビックリでした。まさに別格です。スーさんのドライビングにクルマがついてきて壊れなければ、最強ですね。
さてタイヤ温度はF 54℃、R 56℃、路面温度17℃でした。どうやらこれくらいのタイヤ温度が一番グリップ力がでるようです。高速1コーナーを4速ノーブレーキで進入しても挙動が乱れることもなく、安心して3速へシフトダウン、アクセルでラインをコントロールすることができました。メカニカルグリップだけでここまでタイムアップできるとは意外や意外。まだまだタイヤを使い切れてなかったんですね。
ということで、個人的には大満足の走行会。疲労感などまったく感じない、とてもいい日でした。
しかしその余波で次の日がグッタリだったのはいうまでもありませんがw
ここ最近は羽の生えた青や銀のS15にFC3Sと、2000ccターボの後塵を拝してました。TC1000で銀S15に負け、日光もタイムでNさんのFC3Sに負け、茂原でも同じクラスのFC、FDに負けました。もはやここまでか、と思って臨んだ今回ですけど、「大丈夫、40になってもまだまだイケる!」 と勇気づけられました。まあガンさん(黒沢元治さん)が60こえて、あれだけ走れてるんですから、たとえ更年期で老眼でもまだまだ走れます。頑張ろうっと!
【S2000仕様】
オーリンズDFV(グループ4仕様)
スプリング アイバッハF 17kg R 18kg
タイヤ F 225/45R17 ADVAN A048 M
タイヤ R 255/40R17 ADVAN A050 M
車高5mmアップ(前回比)
エアストレーキ前後装着
LSD クスコRS 1way
ブレーキ F BRIG ミニサーキット用, R BRIG ジムカーナ用
p.s.
帰り道は混むのでFC3SのNさんのドリームハウスへとお邪魔してお茶をいただきました。どうもありがとうございました。おかげで渋滞を避けることができ、6:30に出て9:30pm前には着いた上に帰り道もETCの割引がききました。