雲仙地獄はまさに虐待・拷問の舞台

島原の温泉といえば雲仙。というのも、こちらの地方では元々「温泉」を「うんぜん」と読むんだそうで、それから「雲仙」となったとか。そんなわけで「雲仙温泉」っていうと馬から落馬みたいなもんですね。

さてそんな雲仙(温泉)の地獄に行ってきました。

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あたり一面たちこめる硫黄の臭い。この臭いをかぐとどうしても、、、

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温泉たまごが食べたくなってしまいます。5個300円。

さてこの雲仙地獄ですが、一見みてくれが地獄のようですけれども、島原の乱につながったキリシタン弾圧の現場。虐待、拷問場所として使われた本物の地獄絵図の舞台です。なかでも80度以上といわれる源泉をつかった熱湯による激しい拷問(殺人)があったそうで、それらが地獄の名前に由来してます。

「大叫喚地獄」ではボコボコ、シューシューという音が激しいのですが、実際に阿鼻叫喚の渦だったんでしょうね、くわばらくわばら。

(以下、大叫喚地獄の動画)

ちなみに、、、
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「地獄内は危険です」って。当然といえば当然ですね。

このような立て看板が来年は富士スピードウェイの入り口や中においてあって欲しいものですね、なんて。名前付けるとすると「バス待ち地獄」「コース見えないぞ地獄」でしょうね。

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【関連リンク】
雲仙観光協会 -別世界への誘い・雲仙地獄-