東京モーターショー2005: コンパニオンの撮影メモ

イベント会場は当然照明が燦燦と降り注いでいるので光は十分だろうと思ったのですが、どうやらそれは違うみたいです。点光源が複数ある構成をとっているため、まんべんなく明るいわけではなく、場所によって明るいところと暗いところが出ているようです。

次にISO感度です。いつもそうなのですが屋外はISO200で撮っていますが、イベントブースによっての明るさは全然違うのでシャッタースピードをみて明るさを判断して、ISO800にするとか、ISO1600まであげるとか色々と調整が必要です。

最初はフラッシュなし、ISO感度の調整で撮影してみたのですが、身体は明るく、顔は暗く写ってしまいました。

そしてフラッシュをたくことにするとISO1600などの場合オーバー(明るすぎ)になってしまい白くとんじゃうんですね。フラッシュをたくならISO感度はさほど上げる必要はないわけです。

いつも露出補正をかけて1から2目盛り(+0.3EV~+0.7EV)にしているのですが、上記の設定変更をするとこの値が思いっきり狂ってしまうので再度調整が必要です。どうもダイハツコンパニオン撮影の場合は3目盛り(+1.0EV)くらいにしてしまった模様で、本来レモン色のコスチュームが白くとんでしまいました。

露出補正を適正に戻したころにコンパニオンさんは出番終了、かえっていきました(^^;

のまのしわざ:東京モーターショー2005:ホンダ(HONDA) SPORTS4 コンパニオン
20051102/s/dsc_0955.jpg

こちらは設定は上記のままで撮影してみたものです。上部から照明があたっているためか顔がオーバー気味ですね。そしてターンテーブルが回転して奥に入るとだんだんと暗くなっていく様子がわかります。

このときは気付いてなかったのですが、測光パターンも重要のようです。通常は中央部重点測光を使っているのですが、この状態では被写体の中央部が明るい場合は全体的にアンダー目になってしまいます。逆に中央部が暗ければ全体はオーバー気味になります。イベントブースのような光にムラがあったり、車のように照明を反射する物体があると適切に測光できないので、全体(マルチパターン測光)がいいのかなと思いました。

今回は絞り優先モードで撮影していますが、そもそもプログラムモードで撮影したら失敗がなかったのかも知れません。が、失敗なくして上達なし。頑張ります。