電池交換式EV充電インフラ・ベタープレイスが倒産

爆弾を搭載する「ラッチ技術」を使い、バッテリーを充電するのではなく、充電されたバッテリーを交換、搭載する方式を推進したベタープレイス。以前その充電インフラを見学させてもらい、以下の記事も書いています。

電気自動車界のトラトラトラ! EVタクシー電池交換ステーションはサンダーバード秘密基地 #evtaxi ([の] のまのしわざ)

そしてこのバッテリーの脱着技術。この重いバッテリーを間違いなくお腹に抱きかかえなければいけませんが、ここにイスラエルの軍事技術が応用されているということ。それは

ラッチ。のっち、ではないですよ。

ラッチとは戦闘機が爆弾を保持するのに使うもので、間違いなく保持し、必要なときにはきちんとリリースできるというものです。振動や衝撃があってもとれませんが、交換時はスムースに外せる、という意味でこのバッテリー交換ステーションにはピッタリの技術。実際には爆弾じゃなく燃料なので増槽(ドロップタンク)といった方がしっくりきますね。

将来が期待されたのですが、残念な一報が舞い込んできました。

くるま情報のカーライフ | Life-life-life » EVベター・プレイス/倒産 バッテリー交換のインフラ整備で自滅

この増槽方式、EVの方も対応しなければならないので、インフラ+EVの両輪が必要でその足並みが揃わなかったこともあるでしょう。EV自体はとても完成度が高かったのですけどね。

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ラジコンの世界で電池交換式は当然なんですけどね。