従来使っていたWiFiルーター Buffalo WZR-G144NHにどうしても新型MacBookAir(Lion)がWiFi接続できなかったうえ、メーカーでLionの動作確認もとれてないので仕方なくルーターを買い替えました。
▼突然無線LANアクセスポイントが・・・ ([の] のまのしわざ)
▼有線ブロードバンドルーター BBR-4HGから 無線LAN BBルーター WZR-G144NH へ移行、設定 ([の] のまのしわざ)
4年間使用しその間11nが主流になったということもあり、もちろんスピードアップも期待してのことです。
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NEC Aterm WR8700N(HPモデル) PA-WR8700N-HP
NEC Aterm WR8700N (HP)です。
多機能だけあって、説明書がとても熱い、いや厚いです。しかもよく見て行くと紙だけでは足りなくって詳細はweb上にあると書いてあったりして、いやいやどこまで奥深いんだという話です。
接続はいつもどおりマニュアルで。ノートPCを有線ケーブルで接続し、http://web.setup/ (192.168.0.1)にアクセスしてPPPoE設定を行いました。
ざっと説明するとこの無線LANルーターは4つのSSIDとひとつの有線LANを持ちます。
・WARPSTAR-XXXX-A 5GHz AES(プライマリ)
・WARPSTAR-XXXX-AW 5GHz WEP(セカンダリ)
・WARPSTAR-XXXX-G 2.4GHz AES(プライマリ)
・WARPSTAR-XXXX-GW 2.4GHz WEP(セカンダリ)
・LANポート(有線)
最後のAは11a, Gは11gを表すようです。WはWEPのWでしょうか。
AES/WEPは暗号化方式でAESの方が安全なので、基本はAかGでつなぐことになります。
一方WEPでしかつながらない機器、例えばNintendo DSなどではGWを使うことになります。
Nintendo 3DSでは「かんたん無線スタート」機能をサポート、ワンタッチで設定可能。これはとても便利。
他のiPhone/iPadは手動で入力しましたが、iPadは5GHzをサポートしてました。
A(5GHz): Windows7, MacBookAir(Lion), iPad
G(2.4GHz): iPhone, Nintendo 3DS, Windows XP x 2
それぞれ接続後速度計測してみました。
MacBookAir 86.59Mbps
Windows7 43.06Mbps
WindowsXP Pentium4 2.8GHz HT: 41.99Mbps
WindowsXP Atom(初代): 17.84Mbps
速度的には Lion > Windows7 > XP(P4, G) > XP (Atom, G)
となっています。ただしこれは理想的な環境、無線LANルーターに十分近く障害物がない環境でのこと。
実際に使う自室にもっていったら、5GHz(A)の電波が弱くなり、ほとんど接続できない状態に。もちろん速度も出ません。
ということで、Windows7, MacBookAirともに2.4GHz(G)で使うことになりました…
つまり目的のひとつ、スピードアップは果たせなかったということです。
ネットワーク分離機能設定したSSID側の無線LAN端末は、本商品のWAN側と、同一のSSID側の無線LAN端末へのアクセスのみ可能になります。本商品の設定画面や他のSSID側の無線LAN端末、有線LAN側に接続した端末へのアクセスができなくなります。
無線LANルーターは多機能で、4つのSSIDを使い分けてそれぞれステルスにしたり、他のSSIDの接続機器はみせない
ネットワーク分離機能などWiFi時代に求められるものはすべて入っているんじゃないかと思うほど。値段が手ごろなのにこの機能は素晴らしいですね。
あとは設置場所をなんとか考えて、なんとしてでも5GHz(A)でつなぎたいですw