ようやく3DS専用ソフトを購入しました。
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本格的裸眼立体視ソフト! しかもスーパーファミコンのローンチタイトルの中でもっとも地味だけど、もっとも疑似3Dを効果的に活かした作品の続編。さてその出来はいかに?
今回の乗り物は3つ。飛行機とロケットベルト、そしてグライダーがメイン。それぞれ進めるとさらに色々なバリエーションに変化、例えば飛行機はジェット水上飛行機や、グライダーは人力飛行機など。
ゲーム自体はアドリア海で空を飛びまわる紅の豚、といったところ。水上飛行機ってのがまたそれっぽいですよね。プロペラが機首についていてどう考えても水につかってしまうだろうというのはご愛嬌。水上ジェット機はシーダートっぽいデザインで個人的に大好きです。
XF2Y-1 (航空機) - WikipediaXF2Yはコンベア社が開発した水上ジェット戦闘機の試験機である。愛称はシーダート (SeaDart)。海軍の制式名はXF2Y-1およびYF2Y-1であり、XF2Y-1は1号機の呼称である。緩降下時ではあったが音速を超えることが可能な唯一の水上機であった。
そういえばあの落ちるのが怖くなるスカイダイビングはどうなったの? と心配の向きもあろうかと思いますが、ご安心を。ロケットベルトのバリエーション、ムササビとして用意されています。
今回3Dになったことで自機と空中に浮いているターゲット、遠景が明確に。距離感を出すために空中のターゲットがくるくる回ったりとSFC版は色々と工夫していましたがその工夫はそのままに、裸眼立体視表示でとても分かりやすいです。
一方で自機とターゲットが重なったときは例え3D表示でも隠れて見えないのは2Dと同様。そして遠景表示と近景表示で左右の眼を駆使して焦点を合わせ直さないといけないなど3Dならではの課題も。
当初3D表示なので遠景は遠くを見つめる感じになるかと思っていたのですが、多少そんな感じもしますけど、実際に表示されている物理的な位置は3DSの液晶画面なので遠くをみているわけではありません。近視は近くのものを見続けて筋肉が動かなくなることで起きるので3D表示で遠くをみて、近くをみてと交互にピントを合わせればトレーニングになるかも、と期待したのですがそれはなかったようです。
では視力の疲れはどうかというと、目はそんなに疲れません。正直ファミコン 3D SYSTEMの1ゲームやると涙全開になってたのと比べればまったくもってラクチン。
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しかし最近の近視・遠視とあいまって視力の低下は酷いもの。電車内で iPhoneでツイッターやっているのと同じくらいの低下度でした。ここは個人差があるので一概には言えませんけど、まあ少なくとも視力アップにはつながりませんねw
ゲームのほうも頻繁に「長時間ゲームやってますね、そろそろ休みませんか?」と休憩を促してくるので、素直に休憩するのがいいでしょう。
3DSの裸眼立体視の一番の課題と感じたのは、プレイしてちょっと力むと本体を傾けたり、位置がずれたりして立体視感が崩れてしまうこと。いうなれば昔ながらの視野角の狭いDSTN液晶のよう。できる限り本体と頭を固定してやらないと、暗くなったりクロストークが大きくて立体視できないことも。おそらく「立体視は目が疲れる」というのはこういったところから来ているように思います。
また意外と電池が熱くなります。3Dということで消費電力もアップしているかもしれません。とはいえクレードルでの充電に対応しているので、目を休めつつクレードルに3DSを戻せばカンタンに充電され、常にフル充電の状態でプレイできるので電池切れの心配はなさそう。出先でやるとちょっと気になるかもしれませんが。
世の中的に3DSに手厳しい評価が多いですが、広い大空を散歩するのはなかなか快感です。スターフォックスにもちょっと期待ですね。
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