小さいボディにぎゅっと凝縮! フレンチホットハッチのルノー・トゥインゴ クープ・デ・ザルブ(CdA) #renault_jp

だからといって車内が狭いかというとさにあらず。

DSC_0606

DSC_0609

フロントシートはクッションも厚く、素材も手触りもいいもの。仕立ての良さが光ります。

DSC_0610

リアシートはなんとセパレートタイプ。リクライニングにスライド機構まで備わっていて大人でもラクラク乗れますよ。もちろん伸縮するヘッドレストつき。

さらにこのリアシートのヒミツは続きます。

DSC_0637

リアハッチをあけると荷室に赤い鉄棒が見えます。なんとこれを上にあげるとロックが外れてシートが前に倒れるのです。

DSC_0632

倒すと広大な空間が誕生。前に倒したシートはフックでフロントシートのヘッドレストにひっかけます。なんというローテク&アイディア。

DSC_0633

極端なこといえばボルト外して3シーターや2シーターにするのもラクラクということですね。それもアリかも。

DSC_0650

運転席まわり。インパネはシンプルかつオシャレ。センターメーターにハンドルコラム上のタコメーターが特徴的。

DSC_0651

センターメーターはデジタルの速度計が左、オーディオ系・警告灯が右です。オーディオのパネルはメガーヌと同じようですね。

DSC_0645

エアコンパネルと1DINオーディオ。こちらもメガーヌとまったく同じ。違和感なく使えます、、、っていうかそうかここまで一緒にしていいのか! と改めて感心。逆に上級車種と同じ、という面では小さな高級車といってもいいかも。オートエアコンですからね。

オーディオは物凄く縦についてます。45度以上は傾いているのではないでしょうか。かなり左足元も狭くなっていますけど、これは後方排気のエキゾーストが来る部分なので圧迫されているのかもしれません。

DSC_0648

男はだまって5速マニュアル。シフトの根元がカーボン(調?)になっていて、まさに男の仕事場風です。

DSC_0643

ハンドルコラム上にあるタコメーター。そうですよ、男の仕事場にはタコメーターだけあればいいんです!

とはいえ、そこはフレンチホットハッチ。オシャレな装備、スライドサンルーフも装備。しかもこれがデカイ!

DSC_0622

前席はもちろん、後席までガラス。もちろん遮熱用のロールサンシェードは標準装備。

DSC_0587

DSC_0664

フロントはチルトアップ、アウタースライド式。懐かしいなあ、そういえば最初に買ったGA2 シティ CZ-iはアウタースライドサンルーフ付でした。

DSC_0658

開口部は3段階に変更可能。

DSC_0667

もちろん風の巻きこみ防止のスポイラーもポップアップします。昔と違って、こちらもメッシュの網戸っぽい作りに。虫がとれそうです。

DSC_0592

ぎゅっと詰まっているのは室内空間だけではありません。小さなボンネットをあけるとそこには熱い心臓が。

DSC_0597

DSC_0600

コンパクトなエンジンは1148cc 直列4気筒SOHCターボ16バルブ。100馬力/5500回転、145Nm/3000回転を発揮。だいたい1.5Lクラスの馬力・トルクです。小排気量化、ターボで過給することで燃費とパフォーマンスを両立させようという狙いですね。

さらにこのクープ・デ・ザルブはSiFoさんのオリジナルの追加加工が施してあります。

DSC_0589

左側にエアインテークを追加、インタークーラーを効率よく冷やします。

DSC_0590

右側にもエアインテークを追加、ダクトを引きまわしてタービン、排気側にエアを誘導。

DSC_0591

フロントバンパー左側にエアインテークを追加、この後ろは吸気になっていてフレッシュエアを直接吸うことができます。

やっていることはまさに競技車と同じアプローチ。外気温の低い冬だとパフォーマンスにどう作用するか感じにくいですが、ビジュアル的にとてもカッコイイ! やる気にさせる男仕様です。もちろんナンバープレートもさりげなくラジエーターの邪魔にならない位置へ移動してます。夏場は効きそうですね。

DSC_9939

足元はオリジナルの15インチホイール。強度を確保しながら軽量化してあるので、間違いなくこれは効きますね。タイヤサイズは 185/55R15、タイヤはコンチネンタル ContiPremiumContact2。

Continental Tires -ContiPremiumContact™ 2

まあ表からみる分にはこれくらい。これくらいといっても十分すぎるのですけど、クープ・デ・ザルブの真価は実はここからなんです。

じゃーん。

DSC_9524
DSC_9526

ああ、黒くてよく映ってません! が、よく見て下さい、見慣れない黒い横のバーやクロスしたバーを。

これはいわゆる補強バー。それがフロントセクションを中心に張り巡らされているんです。ロアアームはもちろん、センターにはクロスしてありまりますよ。

DSC_0636

しかもリアトランクの内側にも。

・リアハッチゲート部
・フロントロアアーム部
・フロントサブフレームクロスメンバー
・ボディ中央部

とその数なんと12箇所、14点支持。といってもガチガチではないんです。必要な部分にだけつけ、足を理想的に動かすためのもの。地味なところが一番凄いという、まさに大人です。しかもさらに黒に塗って目立たなくしちゃうんだから、もう分かる人にしか分からなくていいという割り切り。すごい。

S2000 ワンオフでボディ補強してもらいました ([の] のまのしわざ)

私のS2000もフロア補強していますけど、なんだかこれみちゃうともっとしたくなりますね。といってもただつけりゃあいってもんじゃないのが、難しいところです。

DSC_9519

このボディにあわせ、車高調整式サスペンションも装着されています。

TWINGO CdA (GT) 専用パーツ販売開始 - atelier SiFo

KW製車高調整式サスペンションキットをベースに、ボディ補強されたCdA用のセッティングを施しました。
4人乗車時と同じ車高(約30mmダウン)とすることで、車輛のピッチングを押さえコーナリング時の安定感を高めます。

このほか、細かな粋な装備も。

DSC_9940

DSC_9941

DSC_9936

DSC_9937

Coupe des Alpesの専用ステッカーがさりげなくオシャレですね。

そんなトゥインゴ CdAはシーフォ(SiFo)さんにお借りしています、ありがとうございます。

SiFo.jp

SiFo (atelier_SiFo) on Twitter

こんなボディ補強がすごいルノー トゥインゴ クープ・デ・ザルブ(SiFo仕様)の走りはいかに? 次回をお楽しみに。

続きはこちら⇒あなたの街にマッチする韋駄天ターボの遊撃手! ルノー・トゥインゴ クープ・デ・ザルブ(CdA)試乗レポート

【関連リンク】

TWINGO Coupe des Alpes - atelier SiFo(開発コンセプト)

RENAULT JAPON | トゥインゴ限定車(ルノー トゥインゴ クープ・デ・ザルプ)