半年以上ぶりとなるスーパーえのもと杯に参加してきました。今回はいつものMSシャーシ・大径タイヤではなく、初のVSシャーシ・小径(ローハイト)タイヤです。初めてなのでドキドキ、っていうかシェイクダウンがぶっつけ本番というバタバタスケジュールなのは相変わらずです。
▼ミニ四駆:新春ミニ四駆レースでVSシャーシ初組み ([の] のまのしわざ)
先週作成したVSシャーシをベースに、
・ローハイト(小径)タイヤホイールに変更
・72mm中空シャフト、貫通ホイール
・タイヤ接着
・端子磨き+ナノカーボン
・新品モーター慣らし(スプリントダッシュとハイパーダッシュ2)
・リアステー変更(昔耐久マシンに使っていたものを再利用)
・全体的にローラーセッティングの変更
・フロントアンダースタビ装備
・リアブレーキ装備
を実施。先週のは駆動系のシェイクダウンだけ、で今回のでようやく完成といったところでしょうか。
ボディは相変わらず後回し、シールをちょこちょこ貼ってお茶を濁しました。
さすがに初モノのVSシャーシだけでは心もとなく、スペアとして定番のMSシャーシも再度組み直して用意。
まったく進歩ありません。
ちなみに重量を計ってみました。
VSシャーシがプラボディに対してMSシャーシはポリカボディという差があるにもかかわらず、VSの方が18.6gも軽いという事実。ポリカボディにすればさらに5~8gほど軽くなるでしょうから、この軽量さは大きな武器ですね。ただシャーシは柔らかく、グネグネと動くのが玉に瑕。
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さて当日。9時ちょっと前に会場につくもすでに駐車場がほぼ満杯、わっさわっさと出場者がいます。なんと今回参加者は70名オーバー、史上最大?いつもは広く感じる体育館が、慣れと人が多いせいでいつもより狭く感じられました。
イベントはタイムスケジュールどおりに進行。今回私はダッシュ部門だけの参加に絞ったので出番は午後。午前はオフィシャルに徹します。チューン部門は超大径タイヤ製作、井桁シャーシが必須なのでまだまだという判断から。子供も同じくダッシュ部門だけの参加です。
チューン部門はタイムアタック3回。出場者が多く、混乱をさけるために出走をゼッケン順にしたのですが電池の上がり(充電完了)とのタイミングが合わず各選手四苦八苦。アルカリ電池は出走前に赤外線温度計で温度チェック、車検はいつもの全幅だけでなく、最低地上高、タイヤ径のノギスを使っての計測など厳密なもの。わずかにタイヤ径が35.00mmを超えて車検落ちするマシンが多発するなど、なかなかシビアでハイレベルな戦いが展開されました。
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昼休み、といっても1:30pmから開始。いつもよりも1時間以上遅いのかな? 腹ペコなのですが昼休みは練習走行も兼ねているのでまず練習走行から。
子供は超大径+ハイパーダッシュモーター、リアプラリンという飛ぶ気マンマンの組み合わせ。さあ私との勝負だ!
ところが最初スプリントダッシュを使ったところ全然速度があがりません。走りきって38秒台。
かたや子供は飛ぶと思っていたら飛ばずにゴール。34秒台・・・ってちょ、4秒も負けてるよ! またか、またなのか! 子供に負けるというジンクス、親の威厳がぐらつく時間がやってきましたよ。
こりゃいかんということで慌ててモーターを新品スプリントから、先週使って実績のあるパワーダッシュに変更。フロントアンダースタビも上げてブレーキ効果を低め、電池も追い充電して臨みます。
スピードはあがり、33秒台ペースにあがったものの、派手にコースアウト~ 先が思いやられます。
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午後はチューン部門決勝からはじまり、これが終わったらダッシュ部門がはじまる前に練習走行。しかし多数人数がいたのでパス。その間保管していたエネループライトを充電します。
こちらは完全放電後300mAhだけ入れたもの。950mAhがmin容量なので650mAh入ればOK、4Aで充電すれば結構速く充電完了。電池もホカホカ、パワーが出やすいです。
ホカホカ電池を使い、アンダースタビをちょっと下げて1回目のタイムアタック。
はやい、はやい、こりゃ絶対ムリでしょう・・・と思ったら。
コースに戻って完走しちゃいました。タイムはなんと31.65、この時点でベスト10入りです。え、なにこの奇跡!
一方子供の方は35.55秒、やった逆転に成功です。かろうじて親の威厳は保たれましたよ。
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間髪なく2回目のアタック。子供からタイムアタックですが、こちらも同じように電池をチンチンにして追い充電済。2周を21秒台と、かなりのハイペースで周回・・・
残念、コースアウトです。でもなかなかいいペースでしたね。
そして私の2回目のアタック。さらに追い充電をかけてチンチンにしてのアタックです。え、なんか速すぎる気がする・・・同じく2周を21秒台で周回・・・さて3周めは。スロー映像でどうぞ。
予想通りコースアウト! しかしラッキーなことに1本目のタイムが残り、9位で予選通過です。やった!ラッキー!!
ちなみに子供は22位。
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2ラップ(6周)で行われる決勝レースに向けてやれることはやろうと、
・エネループ(ライトじゃないほう)の追い充電
・ベアリングのマイクロロンスプレー
を実施。ベアリングは見違えるほどシュンシュン回るようになりました。あとはレーンチェンジが入ればいいんですけどね。
決勝レースは予選10位から逆順に出走、9位なので2番目の出走です。
今回はチンチンにあつくしなかったんですけどコースアウト。そもそもラップタイムのペースもトップ勢には敵わず、このままじゃどうにもなりません。
2本目では抑えてそのままの電池を使いタイムを残そうかとも思ったのですが、4位も10位も同じこと。ならば、ということで、再びエネループ・ライトを追い充電、チンチンにしてタイムアタックです!
動画はピンボケですが・・・
「だめだった~」
はい、残念。走りもピンボケ、まったく入る気配はありませんね。
ということで2本ともタイムは記録できず。決勝敗退です。
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決勝トップの走りはハイレベル、安定感をもってまるで地面に吸いつくかのごとくレーンチェンジをこなしていきます。もちろんタイムは素晴らしいもの。トップは2ラップ(6周)で60秒台、え、もう意味わかりません。
結局4回走って1回しか入らず、しかもそれも偶然。つまりマグレでした。
とはいえ、全長236.43mから計算すると
236.43m / 31.65sec = 7.47m/sec
といわゆる「秒7」を超えてます。まずはVSシャーシ・小径で速度を出すという目標が達成できたので、初回にしてはまずまずではないでしょうか。ローラーセッティングは今後煮詰めていきたいですね。
▼ミニ四駆:スーパーえのもと杯 2010年 Summer 参戦レポート ([の] のまのしわざ)ダッシュ部門
・フロントブレーキの調整
・リアのコースアウト対策
・空力の調整
・スプリント、パワーダッシュモーター搭載マシンの製作(VSシャーシかな)でしょうかね。毎回毎回その時は分かってもすぐに忘れちゃうんですよね。だからブログにかいておくのですが、今度はそのブログを読まないという罠。次回は決勝進出目指します。
前回参加の目標は一応達成できたということで、少しづつですが進歩・進化しているハズ。次回もこの調子で頑張っていきたいと思います。懸念はとにかくレーンチェンジですね。
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レースが終わったのは6pm近く。結局撤収やらなんやらで「えのもとサーキット」さんを後にしたのは7:30pmでした。
今日は長丁場、事前準備から当日の運営までえのもとさん、スタッフの皆様、本当にありがとうございました。また参加者の皆様も遠いところ、名古屋に福島、山形からお越しになった人もいてお疲れさまでした。また次回お会いしましょう!