前回スーパーえのもと杯に参加しましたが、今回はいつもどおりえのもとサーキットの駐車場でのスピードレースです。
いつもよりも長めのコースで3周(1ラップ)で約20秒のコース設定。
今回こそは!
と意気込むも、相変わらずミニ四駆の準備する時間がありません。またもや前日に急遽2時間くらいかけて作り上げました。
左側がPROクラス、右側がオープンクラス用ガンブラスターXTO、スーパーFMシャーシ。ええ、見ての通り左側のPROマシンはスーパーえのもと杯とほぼ変わっておりませんw
変えたのは弾むリア超大径タイヤを、子供が履いていたピンクタイヤに取り替えたことだけ。あとはベアリングを再度きっちりと脱脂し、マイクロロン処理をしました。
ええ、今回はマイクロロンで煮込みましたとも。
マイレージマラソン、燃費レースをやっている人からの話ですが、ベアリングはマイクロロンに浸してじっくりコトコトと一昼夜煮込むといいらしいのです。えええ、そんな勿体無いというか、危ないというか、マイクロロンは石油系なので引火しますよ。そこで今回は湯煎にして煮込んでみました、約3時間ほど。
するとベアリングがシャーーーーーと回るじゃありませんか。まさに自分至上最高の回り方。ああ、時がみえる、ララァ私を導いてくれ、といった気持ちに。
がこれがいけなかったのかも知れません。ベアリングに気をとられて、肝心のマシンセッティングができてません。そう、前回学んだはずの「ぶっつけ本番」はいけないということをすっかり忘れていました。
しかも当日えのもとへ言ってみると、室内の常設サーキットは撤去済。今回参加者が多いということで常設サーキットは撤去されピットスペースになっていたのでした。
練習走行をしてみると、
どっかーーーんん!!
やりました、またもやレーンチェンジでコースアウトです。フロントスタビポールを再びセッティングしなおすことに。
そして予選スタート。1回目。
どっかーーーん!!
あー、だめです。だめだめだあ。仕方ない、ブレーキつけるか・・・
2回目。
どか、がががらがら、びよーん
び、びよーん?
コースアウトしたものの、リアローラーが壁にひっかかり、その反動でコース内に戻りました。一応タイムは記録できたものの、22秒台。あかん、これじゃあジュニアクラスでも負けてますw
3回目。手がないので、追い充電もせず、普通に走行しなおしただけ。
がら、しゅん
なんとかコース内に収まり、20秒台。うーん、こんなもんだなあ。
さてよくよく回りをみてみると、あれ、大径か小径タイヤ使ってます。そうです、直線が余り多くない上減速のためのウェーブが多いコースなので超大径を使うメリットが余りないんですね。スピードレース=超大径と決めつけて柔軟な発想を忘れてました。がーん・・・
オープン部門はダメもとでスーパーFMでの初参加。さて電池をセットしてと、、、あれ、モーターがなぜかトルクになっている!?
そうです、子供に勝手に交換されていたのでした。仕方ないのでその場でパワーダッシュモーターを買って投入。慣らしもそこそこに走行させてみると、
24秒・・・
遅い。全体的に遅い。直線もコーナーも全部遅いんですね。これは先が果てしないなあ。ということで1回で終了。だってもう早くする手立てがないし。
予選終了し、予選落ちです。PROクラスは6位通過タイムが19.40秒と、あと1秒です。この壁は厚いなあ。オープンクラスはさらに早く、6位通過タイムが18.33秒。トップタイムはどちらも17.7秒台・・・異次元の速さです。うーむ。
ジュニアクラスはというとうちの子は速すぎてコースアウト多数、6位と最下位でした。最後はどうやってコースに収めたのかなあ、とりあえず26秒のタイムは記録できていたみたいです。
ジュニアクラストップは21秒と、ジュニアクラスには勝てました。いやはや、ここまでくるのに結構かかってますからね、まあ進歩したということで。
決勝レースは寒さで凍えるなか、熱い戦いが繰り広げられました。途中バトルレースに移行し均衡してなかなか決着がつきません。モーターが死んだり、突然ギアカバーが外れて2WDになったりとトラブルによって失速、決着がつくケースも。速度や電池だけではないマシンの耐久性が求められます、シビアだ。
今回は総勢30名ほどの参加者がいて、おおいに賑わっていました。
次回はまた耐久レースです。ベアリングもまともになったことだし、今度の耐久レースは頑張りたいと思います。珍しくマシン製作はすでに入っていることですし、事前セットアップをした上でのぞみたいですね。
今回の教訓(まとめ)
・ベアリングは脱脂、マイクロロン処理は効果的
・コースによってタイヤ径を選択すること
・レーンチェンジ攻略できるスタビ・ローラーセッティングを見つけること
・事前にマシンを組み立て、試走すること(最重要)
皆さんおつかれさまでした。入賞した皆さん、おめでとうございました。
【関連エントリー】
ミニ四駆:スーパーえのもと杯に初参加しました ([の] のまのしわざ)
ミニ四駆:えのもと杯マンガン電池耐久レース(2009年11月)参戦レポート・高尾は予想以上に寒かった ([の] のまのしわざ)
KENBISHI
先日はえのもと杯お疲れ様でした。
って、予選通過まで後1秒だったのですか!
今回は126mと長かったので、走行タイムもある程度バラつきがありましたが
いつもの100m前後ならかなり僅差だったかと思います。
個人的には店内コースで10秒切ったマシンなら
えのもと杯でもそれなりの結果になるのかなぁ・・・と思ったり。
(実際は気温や充電状況で左右されますが・・・)
もうちょっとです、頑張って下さい~。
(と、復帰から予選突破まで8ヶ月かかった自分が言ってみるw)
tnoma
> KENBISHIさん
いやいや、厚い1秒の壁ですね。レーンチェンジの収め方がサッパリわかってないし、まだまだ新米です。
次回こそはきちんと事前走行とセッティングをやるべく、今日もチマチマと耐久マシンをいじってました。
よろしくご指導のほど、お願いします。