MINI Clubman Cooper S用オーリンズDFVネジ式車高調整式サスペンションのセットアップ:首都高速編

本日オーリンズDFVサスペンションを装着したMINI Clubman Cooper Sで初めて首都高速を走りました。結論を先にいうと、狙い通り!って感じです。

以下セッティングメモ。

車高:F-5mm, R-8mm バネ:F 6kg(L=200mm)R 5kg(L=200mm、カラー挿入による車高アップ) ガソリン:4/5程度 乗員:前大人1名、6歳児1名、後ろ右側大人1名 荷物:手荷物程度 減衰力:F 5番、R 7番

オーリンズの説明書によると「ワインディング走行」の推奨値前後です。

中央高速~首都高速では高速道路の継ぎ目でけっこう跳ねますし、音もバタンとして気になります。今回オーリンズDFVにしたところ、この継ぎ目でドスンと落ちる挙動がなくなり、実にスムースになりました。路面を掴む感覚がぐっと増しています。

ノーマルではコーナー時、ハンドルを切り込みながら旋回するとこの継ぎ目で「トン」と外側に数センチ飛ばされる感覚があり、さらにその飛ばされている時は当然路面のグリップを感じられません。これはひとえに伸び側の減衰力が高いせいで、これ以外でも荒れた路面、波状路っぽく凸凹がある場所でも同じでドスンと落ちたり、ABSが効いたりして路面の追従性が今一歩でした。

これがあらまあ不思議にも全部解決です。

もっともDFVの設計上、それを狙っていますので、狙い通りといえばそれまでかもしれません。

減衰力が強くなったことにより、乗り心地は多少バタツキ感やゴトンといった振動が伝わってくるようになったのですが、ふわふわしたピッチングはないし、家族によるとこの番手でも以前と比べれば十分ソフトでスムースだということ。私の感覚としてはもう少し緩めたいところですね、F6番~7番位に。

MINI Clubman標準と車高はほぼ同じですが、OHLINS DFVの設定値からは多少車高があがっていることになるので、車高を下げたらもう少し緩めたほうがいいかと。そうなると乗り心地とハンドリングのバランスがよりとれるかもしれませんね。

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