「ツイッター 140文字が世界を変える」発売おめでとうございます。
著者はコグレマサトさん、いしたにまさきさん。あの名著「クチコミの技術」を共著したコンビといえば分かりやすいでしょう。最近ではシカマケとコラボしての「視覚マーケティング実践口座」が記憶に新しいです。
「視覚マーケティング実践講座」出版記念セミナーでナチスについて考えてみた ([の] のまのしわざ)
クチコミ・マーケティングのバイブル「クチコミの技術」を読みました ([の] のまのしわざ)
そういえばこのクチコミのバイブルというSEOのおかげで、「チコ・バイブル」が表示されるようになってしまいましたね、すみません。今回はきっと大丈夫のはずー。
「ツイッター 140文字が世界を変える」出版記念パーティが六本木「豚組」で行われたので参加してきました。
きたーーー、豚しゃぶだーーーー!
すっかり噂の「豚しゃぶ」に心ときめき、そしていつものように「ラブプラス実践講座」のデモンストレーションをやって六本木の夜は過ぎてしまいました。せっかく知らない人とか、美女がたくさんいたのに。
「ツイッター 140文字が世界を変える」の書評は皆さんにゆずるとして、ひとつだけ印象に残ったことを。
今回のタイトルは Twitterではなく、ツイッターです。英語ではなくカタカナ。
ブログが元々 Weblogであり、それがblogに短縮され、日本語のブログへと変化していきました。Weblogも元々は Web + logという意味であり、このWeblogが blogへと変化する際にWeblog界を二分するような大騒ぎがあったのは記憶に新しいです。
そしていったんblogになったかと思いきや、その後世界で急速に普及していきました。
blogがブログになった時もそうです。ブログ、と呼ばれてから日本でも急速に普及していったのです。
余談ですがこのブログはその変革の間をくぐりぬけたので、未だにカテゴリは「weblog」のままです。
今回タイトルで日本語カタカナで「ツイッター」となっているのは、その変革を暗示しているということです。ツネッターでも、ヒウッヒヒーでもツルネンマルテイでもなんでもいいのですが、日本においては日本語になることで「帰化」を意味し、日本社会に溶け込むことができます。
翻って考えると、そういえば溶け込むことができずに消えていったトレンドも多いです。
Web2.0やRSSがそうですね。SNSは途中からミクシィに吸収されることで生き永らえました。
ウェブニーテンゼロ、ウェブツーポイントオーなのか。
アールエスエスってなんの略なのか。
語呂のよさ、悪さではなく得体の知れなさが一般化、大衆化を阻んだのかもしれません。
Twitterはツイッターになることで、その得体の知れなさを飛び越えて、新しい道具として普及することになるんでしょうね。
そういえばウェブにメールですからね。とにかく日本語になることが分水嶺といっていいでしょう。
ああ、意外と長くなってしまった。
とにかくいいたいことは、いしたにさんがいいことを言い、コグレさんはタイトルを覚えてなく、豚組のしゃぶしゃぶはおいしく、私はラブプラスのデモをやっていたということです。