クチコミ・マーケティングのバイブル「クチコミの技術」を読みました

先日[の] のまのしわざ: 「クチコミの技術」のクチコミで紹介しましたが、本日ぺろっと渡されたので早速帰りの電車の中で読んでみました。

クチコミの技術 広告に頼らない共感型マーケティング

これは素敵。平易な言葉でわかりやすく、丁寧に、実例を交えながら、定性的な傾向と、定量的な評価を示してブログを中心としたクチコミ・マーケティングを解説しています。私はマーケティングの人ではないのでマーケティングとはどんなものかよく分かりませんけれども、方法論として新しい手法が出現したということが伝わってきました。マーケティングの本ということになっていますけど、人気ブロガーになりたい、アクセスアップしたいという個人にも参考になる話が一杯載っています。

その「クチコミ」ですが、Amazon、カカクコムの評価、SNSの日記、ブログと比較してどういった特徴があり、ブログがもっとも優れたマーケティングツールであることを結論付けています。実際肌で感じていたことをこうして文章として整理されると説得力がありますね。

特に意識しなかった商品なのに、ブログで紹介されて、回りのブログがそれ一色でそまるとひとつのムーブメントが起きてなんとなく欲しくなってしまって買っちゃった、って奴です。一方Amazon、カカクコムはアプローチがまったく逆で、欲しい商品の評判を確認して、評判が悪ければ買わないということがあったりして。

個人的に面白かったのは、ここに出てくる人のほとんどに面識がある点でしょうか。そして業界用語が結構いきなり用語解説もなく出てくる点です。しかし「ブログ炎上」はもはや一般語になってしまったのかも知れません。

これで益々ブログが盛り上がるといいですね。

クチコミの技術の見本が届いた!:[mi]みたいもん!