ミニ四駆:えのもと杯マンガン電池耐久レースもラブプラスが席捲

ミニ四駆:えのもと杯マンガン電池耐久レース参戦レポート ([の] のまのしわざ)

これはタイムではなく、限られた時間で周回数を競うもの。通常のレースがF1だとすると、ルマン24時間耐久レースに相当します。

レギュレーションは前回同様で、15分 x 2回の予選をマンガン電池6本(支給)で周回数を競うもの。決勝は30分 x 1回、あらたにマンガン電池6本が支給されます。

今回から明示されたのは、途中での「マシンチェンジ」もOKとのこと。つまりマシントラブルに備えたり、セッティングを大幅に変えたマシンを用意しておいて、それに変えることもできるようになりました。ただマシン交換時、電池は必ず新たにセットしてから、新しいマシンを走行することになります。

今回のマシンは前回と同様のMSシャーシ、アバンテMk-IIIボディ。ただ前回の観察結果から

・電池落とし加工
・接点をしっかり磨き、接点グリス利用、裏にスポンジ装着(接点圧の確保)

をメインテーマに。
前回バンパーレスユニットに利用していて、今回スラストゼロで望む予定があっけなくコースアウトして、急遽通常のバンパーユニットを利用することにしました。ちなみに最初はスラストを弱めにしていたものの、やはりコースアウトするということでFRPを普通に取り付けています(つまりスラストは標準状態)。

予選1回目、スタート。今回はじゃんけんにかって、一番曲率の増減が少ない、安定した中央のレーンを選択。

電池が元気な最初のうちは、ポンポンとコースアウト。今回立体交差の後の右コーナーで飛び出します。電池の出力が落ちてくるとそれもなくなり、安定してラップを重ねます。電池は残り7分で2本とも交換。そして15分を走りきりました。

154周。

かなり好調です。やはり接点をしっかりとやった効果がでていて、電池のタレが非常に少なくなってます。また中央レーンというのもいいようです。

予選2回目に入る前に、各部チェック。前回はビスが緩んでフロントバンパーが脱落というトラブルが発生したため、ビスを増し締め。またベアリング、モーターにオイルをさしました。

予選2回目スタート。新品の電池2本をセットし、好調な滑り出し。

8分経過。まだまだ周回を順調に重ねます。同時に走っている車は電池を交換して速さを取り戻しますが、ピットイン分で10周ほどこちらが多くなってます。

10分経過。まだまだいけそうです。

12分経過。さすがにタレてきて、周回差も少なくなってきてます。が、向こうもタレてきてます。この時点でそのまま走りきることを決断。

15分経過。

159周で、合計313周。なんと予選トップ!!! 2回目は電池交換なしでいけたのが効を奏しました。

次は決勝30分レース。電池は新たに6本。15分走りきれたので、次は1回交換作戦でいこうと
計画。レーンは同じく中央を選択。

用意、スタート!

シャー、ゴー、ポンポン、、、ドカッ!!

あわわ、やっぱりコースアウトです。右コーナー曲がりきれてません。

さらに今回のレースでは速さが足りず、じわじわと先行されます。これは電池ひっぱるのはツライなあ。もしかしたら端子にきちんと接地してないのかもしれません。

ということで、作戦変更、10分ごとに刻むことに。10分経過で電池を2本とも新品に交換。速さを取り戻します。

とはいえ、その速さもすぐにタレ、先行車を追い詰めるまでにはいきません。こりゃトップにトラブルがない限り、追いつくのは無理ですね。一方で2位争いが激化。一方の車がアトミックチューンモーターに変更してくるなど、アグレッシブな追い上げを見せます。

確かにトップがこれだけ先行してしまうと、何か飛び道具をしない限り逆転は無理ですからね、それもアリです。私も一瞬考えたのですが、なにせ強化ギアカバー+貫通ビス止めにしてガッチガチにしてたので、手軽な交換は無理。ということでもう運を天にまかせ、淡々と走るモードへ。

10分経過で再び電池を2本新品交換へ。あとはこれで走りきるばかり。2位になれるとうれしいなあ・・・

と思っていた矢先に、、、

ドガッ!ガラガラガラ・・・

突然のスピードダウン!ダウン!ダウン!

何がおきた、と思ったらなんとリアバンパーが取れてました・・・

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う、うっそーーーーー!?

なんとリアバンパーが根元からポッキリ。リアローラーがなくなってしまったのです。ど、ど、どうする??

予想外の展開に気は動転。

ちょうど子供がMSシャーシをもっていたので、

「マシンチェンジもOKだよ!」

といわれたのですが、なにせ子供マシンはベアリングを使ってないマシン。これだけの強豪相手、速さ的にきついと判断し、リアバンパーだけ利用することに。急遽リアバンパーのFRPを外し、装着しました。

コースに復帰して、また周回を重ねます。一方のマシンもこの機を逃さず、再びモーターチェンジをしていた(よう)です。

そして15分経過、ゴール。

323周
285周←私
281周

となり、なんとか2位でゴール。やった!

それにしてもまさかリアバンパーがポッキリといってしまうとは。前回予選レースではフロントが緩んでとれましたけど、今回はリアポッキリです。強化樹脂タイプは割れやすいということなので、耐久レースには不向きなのかもしれません。またマシンチェンジがOKになった今、スペアマシンの用意があると、なお安心ですね。


さて子供の方はといえば、子供は子供でジュニアクラス予選通過。決勝は速さが足りず3位という結果でした。

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(リアバンパーを私のマシンにとられたため、装着されてない状態)

今回もきちんと自分で組んだマシン、さらに電動ドリルをもち、タミヤのヤスリを使って削って電池落としをして望んだだけに、結果が残せてよかったですね。さらに賞品でいただいたマシンを早速一人でくみ上げてました。

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(ホットショットJr. ジャイアンツバージョン)

ちなみにジュニアクラス優勝者の周回数は292周で負けました・・・やっぱり永遠のライバルは小学生です!

レース後はもちろん、通信対戦、いやラブプラス通信会話です。

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写真右:600日を超え、カップルレベル8「二人はラブラブ」になったエキスパートのDS

私はまだ230日くらいですが、、、もっとやりたいなあ、ラブプラス。ミニ四駆の専門店なんだから、ラブプラスとかやってるなよ!というお叱りもありますが、これもまた違う耐久レースということで。

ミニ四駆:えのもと杯マンガン電池耐久レース参戦レポート ([の] のまのしわざ)