「コンデジは一芸入試の域に突入、その先にペンペン草は生えるのか? ([の] のまのしわざ)」で予告したように、富士フイルムのFinePix REAL 3D W1を購入しました。
カメラ界の革命!? 富士フイルムのFinePix REAL 3D W1を買ってみたよ : Gizmodo Japan(ギズモード・ジャパン), ガジェット情報満載ブログ写真も動画も3D映像で撮影できるデジカメ、FinePix REAL 3D W1を買いましたよ。というのも何を隠そうこの私、実は隠れ3Dファン。その昔はX68000の立体視端子に任天堂の3Dゴーグルを改造して接続、セガ・ファンタジーゾーン(ファイナルファンタジーでもファイナルゾーンでもないですよ)の隠れ3Dモードで3Dで堪能するくらい。その後もステレオグラムが流行った時は文字を立体に変換するプログラムを自作したほど。
REALで3Dということで思い出すのは、やはりあの世紀の傑作機
3DO REAL
ですね! CD-ROMを内蔵で、しかも3D対応とソニー初代プレイステーションの先を行きました。確かPanasonicやSANYOなどが出していたのかな。
3D対応といいつつ、ポリゴンではなく多角形しか表示できる機能がなかったり、VRAMの構造がすっとんきょうな配置になっていて、グラフィックスが売りなのにそのグラフィックスを描画するのに一苦労だったりと、なかなかにしてトリッキーなゲーム機。
3DO - Wikipedia日本では、1994年3月に松下電器から3DO REALがスプライトや動画再生能力を持つ32bitゲーム機の先駆けとして、国内では初の3DO規格マシン「3DO REAL」が松下電器産業から発売され、初の32Bitマシンとして話題を集める。三洋電機からも3DO TRYが発売された。
結局Pipin atmark並みの成功を収めて静かに撤退したような気がするんですけど、どうでしたっけねえ。
ピピンアットマーク - Wikipedia標準でモデムを搭載し、ダイヤルアップ接続でインターネットに接続出来る世界初の家庭用ゲーム機。 Mac OS(7.5.x)と互換性を持つpippinOSとCD-ROMドライブを搭載し、ピピンアットマーク用ゲームの他にMacintosh用ゲームも遊べるが、ハードディスクは有さず、代わりにフラッシュメモリを記憶装置として搭載していた。
そういえば FM-TOWNS マーティーというCD-ROM専用ゲーム機もありましたね。
FM TOWNS マーティー - WikipediaFM TOWNS マーティー(MARTY)は、1993年2月16日[1]に富士通が発売したFM TOWNS系のコンシューマ向けマルチメディア機(CD-ROMプレイヤー)。 キャッチコピーは「Martyにチャンネルを合わせろ」。イメージキャラクターはワニの「Mr.T」で、郵便局の簡易保険のCMにも登場していた。
こうしてみるとCD-ROMをつけりゃあいいってもんじゃないし、つけて成功したのはソニー・プレイステーションとセガ・サターンくらいですね。
セガサターンが面白すぎる:特にバーチャファイターとOUTRUN(アウトラン) ([の] のまのしわざ)いまさらながら、10年かぶりにセガサターンを引っ張り出して遊んでみました。 すごいよ、セガサターン。面白すぎる!!
結局当時のセガは凄い!という結論なのですが。だってハードにソフトに両面で一流だったんですから。プレイステーションも凄いのですが、NAMCOなどのサードパーティに支えられての成功ですからね。その後GTなどソニー内製ソフトも育ってくるのですけど、やっぱりゲーム専業メーカーとはまた違います。
なんの話でしたっけ?
そうそう、3D映像がとれるデジカメの話でした。
昨日の「MINI Clubman が板金塗装から帰ってきました ([の] のまのしわざ)」の画像をアニメーションGIFに変換したものです。ちょっとは立体的に見えますかね。
とにかく、
音楽がモノラルからステレオになったように、
そして
ゲーム機が2Dから3Dになったように、
今後デジカメも3Dで立体視できるのが当然の世の中になるんです。その歴史的瞬間に立ち会えるのです。
まあ3DO REALになる可能性もあるので、今後の行く末はまだまだ不透明ですけど、楽しいですよ!何をとっても楽しい、新鮮!!