セガサターンが面白すぎる:特にバーチャファイターとOUTRUN(アウトラン)

いまさらながら、10年かぶりにセガサターンを引っ張り出して遊んでみました。

すごいよ、セガサターン。面白すぎる!!

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まずセガサターンと同時発売タイトル、バーチャファイター。2とか3とかじゃないですよ、正真正銘の第一弾。

このバーチャファイターは最初で最後にはまった唯一の格闘ゲーム。使っていたキャラはPAIという女性。理由はパワーではなく、相手の攻撃を受け流す技が華麗だったから。同じ系統で父のPAOというキャラもいたんだけど、むさいオッサンだったのでパス。強さ的には一緒だったのでそれなら可憐なほうがいいじゃないですが。とはいえ低ポリゴンのノーシェーディングだったので表情は怖いことこの上なしですが。

当時ゲームセンターで流行っていて、OUTRUNの次にはまったゲームでした。ヘタレだったので対戦はまったくせず、とにかく対COM戦ばかり。デュラルというラスボスに勝つくらいまでいくくらい、はまりました。

一番はまったOUTRUN(アウトラン)、これは1986年頃デビューの体感カーレースゲーム。幾度も家庭用ゲーム機に移植され、セガマークIII 用OUTRUNを買ったものの移植の出来には満足できず。しかしこのセガサターン版はもうほど完璧。ハンドルでないのが残念ですが、あのスピード感は凄いです。ある意味今のスムースで高精細なレースゲームを凌駕するほどのもの。だって最高速で走っていると目がついていかなくって怖くなる位ですから。

移植使命終了!SS版「アウトラン」

・究極移植版

セガサターン版の「アウトラン」です。これは例の「セガエイジス」シリーズ第2弾として発売されました。「セガエイジス」だけに、もうほんと、移植度に関しては何も言うことはないですよ。「るつぼゲームス(会社名・有限会社ゲームのるつぼ)」の仕事っぷりには本当に頭が下がりますね。これで3800円なんて、セガサターンとはなんといいハードだったことか。  

「筐体に乗る」ということができないこと以外はまるで完璧な移植です。そこにこだわる人は筐体ごと買うしかないです。ただ、完璧に再現されたクレジット音を聴くと、筐体によいしょと座ってコインを入れたあの感覚が蘇ってきます。頭の中で筐体に乗せられるんですよ。いやぁ、脱帽!「アウトラン」に少しでも思い入れのある人は絶対持っておくべき傑作と言えます。

(隠しモード、60fpsモードのやりかた)

SSSG攻略日記 アウトラン

オプション設定で、難易度、敵のレベルをエキストライージー、ギアをオートマ、コーナリング(タイトル画面でACボタンを同時に押しながらオプションを選択すると出現)をイージー。ゲームモードは難易度には全く関係ないが、ゲームモードを選択してACボタンを同時に押しながら左右を押してACボタンを離すとスムーズモードを選択できる。これでやるとちょっと感動できるのでオススメ。

そしてOUTRUNがどれくらい好きかというと、その音楽が気に入ってCDを買うくらい。いやこの頃のゲーム音楽はどれも素晴らしく、どのゲームメーカーも専門のバンドを作っていてCDを販売していたんですが、とにかくOUTRUNの音楽はなんど聞いても胸が高鳴ります。もちろん今もiPodに入ってます。

一方で自動車免許をとるまえにはまったため、ドライブの原体験となってしまいました。それは

アクセルは基本全開

アンダーがでようがなにしようがハンドルだけで曲がる。

ラインはイン、ミドル、アウト。

乗る車はオープンで、高回転型エンジン。

・・・

多少いまのS2000に通じるところも見受けられますが、一番近いのはミニ四駆かもしれませんね。ノーブレーキでコーナーをクリアし、オーバースピードで即コースアウト。だからミニ四駆が好きになったのかも。

ということで、セガサターンは手放せません。また10年後に楽しもう。