ソニー再生への「最後の賭け」:FRIDAY

Perfume のっち に熱愛報道!! でFRIDAY(フライデー)を買ったのですが、これにはとんでもなくいい記事がのっていました。

Perfume のっち に熱愛報道!! というアイドルの通過儀礼 ([の] のまのしわざ)

それが

緊急連載 過去最大の赤字を抱え、1万6000人のリストラ実施
ソニー再生への「最後の賭け」
第4回「ウォークマン」の会社がなぜ「iPod」を創れなかったのか
取材・文 立石泰則

4062760657ソニー最後の異端―近藤哲二郎とA3研究所 (講談社文庫 た 64-4)
立石 泰則
講談社 2008-05-15

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ソニー インサイド ストーリー ひと目でわかる!図解ソニー―モノづくりに回帰、オリジナリティをさらに追求 (B&Tブックス) ソニーは甦るか イロハソニー―ブラビアイロノヒミツ ソニーとSONY

以前、携帯音楽プレイヤーといえば「ウォークマン」のことでした。しかしそれはもはや過去の話。いま「アイポッド(iPod)」がその代名詞です。

そうなってしまった、そこに至ったターニングポイントのいくつかを紹介。まあズバリいってしまうと「コネクトカンパニー」と「コネクトプレイヤー」の話です。

コネクトカンパニーのプレデントを努め、その後ソニーを退社、現在はGoogle日本法人の社長を務める、辻野晃一郎氏はこう語ったといいます。

「あのときが、アップルのアイポッド戦略に打ち勝ち、ソニーのエレキ(エレクトロニクス事業)が復活する最後のチャンスだったと思います」

結果からいうとそれは「実現できなかった」のは自明ですが、「あのとき」とはなにか。すべてはコネクトカンパニーで起きていたということです。

コネクトをつぶした「二頭政治」

コネクトカンパニーは不思議な部門で、責任者が1名ではなくコンテンツはだれそれ、ハードはだれそれ、と2名いたそう。

結果からわかるとおり、責任の所在もそうですが、担当分野・専門分野の違いや考え方の違い、さらには境界領域の空白部分など、まさにギアの掛け違いが起きました。完璧なる失敗です。

コネクトでの組織体制づくりはそのまま現在のソニーの組織体制と相似形となっています。ようやくハワード・ストリンガー1名体制になりますが、ずっと中鉢社長との2名体制でやってきました。一方でハワード・ストリンガー1名体制になっても、その下の組織でなぞの2名体制は残っていたりと、不安が残ります。

このままでソニー再生の目はないんでしょうか。

そんなことはないと思います、というか思いたいです。

ただ今の延長上ではダメなのは明白で、ドラスティックな変革が必要でしょう。そのためにはキーパーソンが必要です。ガツンとくる、変わり者が。

ということで、

ソニーの次期社長は久多良木さんが復活して就任(予想) ([の] のまのしわざ)

久多良木さん復活を希望します。そしてコンピュータを中核においた、新しいライフスタイルの提案を。

Sony Japan | 第92回定時株主総会

第92回定時株主総会
2009年6月19日開催予定

開催日   : 2009年(平成21年)6月19日[金]

ソニーの株主総会は今週、6月19日です。どうなることやら。