実車のスポーツカーだと横Gはせいぜい1Gくらい。
F1ともなると横Gは4.5Gになるといわれています。
Honda | モータースポーツ | F1世界選手権 | フォーミュラ1 [B・A・R Honda 007] カタログコーナリング時に働く横Gは、Honda F1マシンが4.5Gであるのに対し、NSXは約1.0G、一般の乗用車は約0.5Gと大きく異なる。
ではミニ四駆は?
不定期日記実際、ミニ四駆のコーナリングでどのくらいのGがかかっているのか計算してみようかと思ったけど・・物理とか苦手なんだよなぁ、まあテキトーに(^^;
* JCJCを3.5秒くらいで周回したと仮定して、速度は5.77(m/s)に固定。
* 最もキツそうなコーナー内周の外壁半径r = 0.48(m)
* コーナーでの遠心力(加速度)a = (2πr/p)^2 * (1/r) = 69.47(m/s2)ってことは、約7G !?ほんとか?
ということで私も計算してみました。
等速円運動 向心力 求心力
V: 速度 [m/s]
ω: 角速度 [rad/s]
V = r ω
ω = V / r
向心力の加速度a: a = r ω^2 = V^2 / r
Vを18km/hとすると、
V = 18 [km/h] = 5 [m/s]
回転半径: r = 0.49 [m] (3レーンコースの一番内側の外壁半径)
a = 5^2 / 0.49
= 25 / 0.49
重力加速度: G = 9.8 [m/s^2]
g = a / G
= 25 / 0.49 / 9.8
= 5.2G
Vを 30km/hとすると、
g = (30000/3600)^2/0.49/9.8
= 7.2G
うむむ、やっぱり7Gかかってます。
ノーマルモータークラスですでにF1位かかっており、ハイパワーなモーターを使うともうF1なんて目じゃないほどで、もはやロケットクラスです。
なんでこんな計算したかというと、ローラーベアリングにどれくらいの荷重がかかっているか調べたかったから。ミニ四駆の重量を150gとすると7Gの場合は実に1050g相当の重量がかかっていることになります。これを片側3個のローラーで支えるので、1個あたり350g。
350g荷重がかかった状態で、スルスルと回るのがいいローラーベアリングということになりますね。
(続く)