妄想と発想(アイディア)は似ていますね。
デザインでもスペックでもない部分で製品が評価される時代 ([の] のまのしわざ)昔「底なしカメラ」という企画を出したことがあるんですが、これは内蔵メモリをバッファとして扱い、無線LANを使ってサーバーにデータを非同期で転送させるというものでした。
アルファブロガーが定額給付金で買いたいガジェット ([の] のまのしわざ)Eye-Fiは自分でも欲しいんですよねぇ、「底なしカメラ」という、WiFiつきデジタルカメラとネット上の画像共有サービスが連携するのを7年前に企画してアッサリと振られた過去があるんですけど、それがこれ1枚で実現できるのですからほんと、時代は変わるというか、私の予言したとおりじゃん!みたいな気持ちです。まあ早すぎる企画は基本的にダメなんですけどね。はぁ~。
「早すぎる企画」をいち早く公開してしまおうってことで、またもや思いついたアイディアをここで公開しておきます。
タイトルは「液晶レス・マニュアル・デジタル一眼レフカメラ」。
デジタルカメラなのに液晶レスです。そしてフルマニュアルで、オート機構は一切なし。
絞り、シャッタースピード、ISO感度だけで勝負して下さい、仕様。
しかも撮った画像はその場で確認できません。
デジタルから一眼レフに入った私がいうのもなんですが、デジイチってこうシャッターを切る覚悟が薄いと思うんです。気楽というか、バシャバシャとって、確認して修正して、またとる。いくらとってもコストはかからず。フィルムカメラはこんな気軽にシャッターは切れなかっただろうし、現像からあがってみないとその出来映えは確認できなかったわけだから、もっと真剣にシャッターを切ったんじゃないかと。
ということで、その真剣味をデジイチで味わえるよう、液晶レスでフルマニュアルなわけです。
顔認識?ないない。
JPEG圧縮? 全部RAW保存に決まってます。
フォーカス? マニュアルでしょう。
ま、間違いなく売れませんなww
しかし奇跡の1枚とかとれるような気がするんですけど、気のせいでしょうかねぇ。
K2
NikonのWT-1(D2H用業務用ワイヤレストランスミッター)が2003年冬に発売されてますな。
まあ、一瞬でも早く入稿したいプレス向け商品でしたが
tnoma
>K2さん
さすがプレス、スピード大事ですね。湾岸戦争時代はダイアルアップで転送してたんでしたっけ。
液晶レスフルマニュアルデジイチ、期待してます(ないないw
tsuchiya
お気持ちは非常に良く理解できます。
私も、集合写真とか、人様に差し上げる写真を撮るときには、敢えてフィルムカメラで撮ります。
うまく写るかどうかわからないけど、写ってたら送りますから、とか言って。
その場で写りが確認できないのは、この種の写真では非常に大切なことだと思います。
余談ですが1)1985年製一眼レフ(室内ストロボ撮影用)、2)1974年製一眼レフ(一般用)、
3)1958年製レンジファインダー(外光撮影用)などを使っております。
3)を用いた時に雰囲気のよい写真が多く撮れるのは不思議です。
写される人にも、そのカメラが作られた時代の雰囲気が伝わるせいでしょうか。
いずれにせよ、技術の進歩だけでは説明できない要素を感じます。
tnoma
> tsuchiyaさん
フィルムカメラでとるというのは素敵ですね。
それにしてもクラシックというか、時代を超えるというか。カメラって不思議ですねえ。