路面電車のようでもあり、そうでもない江ノ電。当初は路面電車の扱いだったそうですが、現在は普通鉄道だそうです。
江ノ島電鉄 - Wikipedia開業時、江ノ電の路線は軌道条例(後に軌道法)に基づく路線(路面電車)であった。その後、大日本帝国軍部による政策において1944年に地方鉄道法による普通鉄道に変更された。
その江ノ電の車両、風景を以下にご紹介。
(撮影機材:Nikon D90 + Nikkor 16-85mm VRレンズ。動画もNikon D90のDムービーで撮影)
■Nikon D90の動画・Dムービーをyoutubeやflickrで高画質動画再生する方法 ([の] のまのしわざ)
【江ノ電車両写真編】
(動画:江ノ電・長谷駅。江ノ電、youtube高画質HD再生はこちらから)
(江ノ電1000形車両+鎌倉特別塗装+バレンタインデー仕様@江ノ島駅にて)
車両についての解説は以下をご参照下さい。
【江ノ電風景写真編】
江ノ島電鉄 - Wikipediaまた七里ヶ浜付近や稲村ヶ崎付近に見られる、道路片側に専用のバラスト軌道を敷設した区間も実は併用軌道であり、その特徴として道路と軌道の間はフェンスなどで仕切られていない。 併用軌道区間だけでなく、開通以来一世紀が経つレンガ積みのトンネル(極楽寺駅 - 長谷駅間)や近代的な鉄橋(鵠沼駅-湘南海岸公園駅間等)、半径28mの急カーブ(竜口寺前・1067mm以上の軌間としては日本最急)、高架(藤沢 - 石上間)、駅ビルの中から発車(藤沢駅)、風情ある山間部(極楽寺駅付近)、湘南の海岸沿い(腰越駅 - 稲村ヶ崎駅間)、神社仏閣が点在する古都鎌倉、手動による転てつ機の転換、迫り来る人家のスレスレを走行(腰越附近)、首都圏では希少な構内踏切(渡線路)・単線ならではの行き違いのための信号所とわずか10kmほどの営業距離でありながら、鉄道の多くの要素に富んでいる路線である。
短い区間でこれだけの要素を含んでいるのは、もはや1/1スケールの鉄道模型、ジオラマといってよいでしょう。それもこれも「鎌倉」から「江ノ島、藤沢」といった海と山に囲まれた、表情豊かな地形と歴史がもたらしたもの。乗っているだけで楽しくなります。
(権五郎神社の境内を走る江ノ電:youtube高画質HD再生)
(YUJIN カプセルプラレール・江ノ電スペシャル@江ノ電鎌倉駅)
遊園地の乗り物というか、サンフランシスコのケーブルカーというか。まさに観光地の移動手段として重宝し、景色も変化に富んでいて面白かったです。ここなら全駅下車しても見るところも多いし、駅自体も特徴的で良いですね。昨今の駅は均一化が激しくて、どの駅も同じように見えて仕方ないのですが。
純粋な「交通機関」としてみると、藤沢から鎌倉に移動するという区間設定自体は通勤には向かず、また単線・各駅停車のために時間もかかります。実は私藤沢市民であった期間が10年ほどあるのですが、その間一度も乗ったことありませんでした(笑)
今回の乗車は小学生時代に遠足できて以来の、30数年ぶりです。しかし雰囲気はそのまま、お天気はよい、と本当に楽しい小旅行でした。江ノ電ありがとう。
■冬の鎌倉:江の電のパーク&ライドでオトクに鎌倉周遊 ([の] のまのしわざ)
■サンフランシスコのケーブルカー:San Francisco: Fisherman's Wharf ([の] のまのしわざ)
YAS
ご無沙汰しております!
楽しく拝読させていただきました。
江ノ電もすごいのですが、写真のキレイさにもビックリです。
>純粋な「交通機関」としてみると、藤沢から鎌倉に移動するという区間設定自体は通勤には向かず、
確かにそうですよね。
鎌倉から藤沢まで行くときに「交通機関」で選ぶのだったら、横須賀線と東海道線を大船で乗り継ぎますモンねー。(笑)
でもそれを上回る「何か」があるからずーっと今も走っているんですよねー。
tnoma
>YASさん
こちらこそご無沙汰しております。
写真はもうデジタル一眼とひとえにお天気のおかげかと。とてもいい青空でしたから。
江ノ電は一時はかなり斜陽だったと思いますが、その後観光電車として確固たる地位を築いた感がありました。とはいえ地元の人の足になっているのも確かでしょう。
私も藤沢から鎌倉いくのは必ず大船経由でしたw