【M-03】バギーチャレンジ用MINI RALLY製作(シャーシ編)

Perfume痛車ボディの作り方に引き続き、ミニラリー(MINI RALLY) シャーシの製作方法です。

DSC_1485

タミヤの通称ミニシャーシとはM-03/M-04シャーシのこと。このミニシャーシをオフロード用に改造したものが、通称ミニラリーです。車種のMINIと混乱しやすいですが、元々このMシャーシのボディはMINIで、MINIボディを搭載するために開発された経緯があります。シャーシはスペーサーを2種類使い分けることで、合計3種類のホイールベースを実現することができます。

今回オンロードのM-03Rからメカ(サーボ、アンプ、受信機)とモーターを移植、ダンパーはCVAダンパースーパーミニをオフロード用にセットアップして組み込みました。

DSC_1426
上がしばらく盆栽となっていたM-03、下がオンロード用に作ったM-03R。

まずタイヤ作りから。ミニシャーシはホイールも一回り小さいのですが、専用のオフロードタイヤがありません。そこで通常サイズのタイヤの一部をハサミでカット、瞬間接着剤でくっつけて作ります。

DSC_1450
DSC_1452
DSC_1455
DSC_1458

インナースポンジは左が標準、右がM-04Lに付属のもので少し固いです。リア駆動用、S-グリップタイヤに対応するためでしょうかね。今回はオフロードなので柔らかい標準タイプを入れました。レギュレーション上、入れなくても構いません。

DSC_1459

ホイールはM-04L VOLKS WAGEN付属の銀メッキをチョイス。クラシカルな雰囲気が気に入りました。

DSC_1466
タイヤは面の部分はなんとかくっつきますが、サイドウォールの部分は形が合わずなかなか接着ができません。無理せずにホイールにがっちるつけることでカバーしました。

DSC_1469

このタイヤ製作は結構手間なので、タミヤさんにはMシャーシ用オフロードタイヤ出してほしいところです。

次にシャーシのグレードアップ、つまりチューンアップです。

まずはサスペンションのステンレスシャフト化。

DSC_6806

あれれ、サスペンションアームの動きが渋く、調べてみたら段付きビスが曲がってました。

DSC_6803

DSC_6808

これでスムースにサスペンションアームが動きます。

次にギアボックス。

DSC_6810
DSC_6811

ギアシャフトを中空カーボン化。さらにギアはノイズとフリクション低減のために耐水ペーパーでバリをとります。

DSC_6813

これやるだけで、ガラガラ音が随分と減るんですよね。シャーという音になって嬉しいです。

DSC_6814

LSD効果を生むために、デファレンシャルにアンチウェアグリスを塗ります。これはM-03Rでは標準指定です。

DSC_6818
DSC_6819
メカ、モーターを取り付けたところです。元々クイックバッテリーホルダー(カーボン)はついてました。

続いてダンパー製作。

DSC_1475

フロント2穴-400番、リア3穴-200番をセット。

DSC_1478
バネはどれに、しようかな! 方式で選ぶ、、、わけではなく、もっとも柔らかいものをチョイス。結果的にはシルバーの標準バネにしました。

DSC_1479
(右の細ゴールドも最終的にはシルバーのものに)

DSC_1480
DSC_1482
DSC_1492

とにかく車高をアップするように、正確にはリバウンドストロークの確保ですね、足が伸びて路面からタイヤが離れないようにすることを狙いました。リアダンパーはステーやアームなどあちこち干渉してしまったので、ダンパーエンドの部品を長いものに変更、取り付けもピロボールではなく、ピロボールシャフトにスペーサーを挟んでビス止めとしました(最終的には)。

DSC_1555
DSC_1553
DSC_1552
DSC_1558

Perfume 痛車ボディを搭載して完成です。

●詳細写真⇒MINI RALLY製作 - a set on Flickr

【M-03関連エントリー】

Perfumeの痛車(ラジコン)の作り方:インクジェットプリンタでステッカーを作る方法 ([の] のまのしわざ)

久々のラジコン製作&メンテナンス:M-03R製作 ([の] のまのしわざ)

タミヤ M-03M SUZUKI SWIFT製作 PHASE-01 ([の] のまのしわざ)