ラリージャパン2008: セレモニアルスタート

ラリージャパン2008: シェイクダウン走行(札幌ドーム) に引き続き、夜はセレモニアルスタートで再び札幌ドームへ戻ってきました。

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(スーパーSSのコース上に集合整列した、88台の出場車。まるでトミカタウンのミニカーみたい?)

シェイクダウン走行を見たあと、家族でいったんホテルに帰り昼食。その後三越(?)に行きたい奥様をリリースし、一人でホテルに帰りインターネット・・・なにか仕事してたような気がします。

その後2時間ほど仮眠。18:00頃奥様と子供がようやく帰ってきたが、なんと馬車に乗って札幌市内観光をしたそうだ。むむむーーー、私は内藤多仲さんが設計したテレビ塔を見たかった。

内藤多仲博士はフリーハンドで東京タワーを設計 ([の] のまのしわざ)

それはともかく、早速一人でセレモニアルスタートへ。中島公園側にあるホテルから札幌ドームまで30分ちょっとで着くのだから、やっぱり今回の札幌開催、札幌ドームをサービスパーク、スーパーSSにしているのは本当に交通至便です。

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さて再び札幌ドームにいってみるとさすがに賑わっています。物販ブースも人が結構いて、夜だというのにかなり輝いてます。が、あと10分でスタートなんですけどいいんですか??

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ドームの中に入るとやはり朝とは大違い。かなり観客席は埋まっています。近いほうがいいだろうと、グラウンドに近い下段の席のあいているところに入りました。

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さていよいよイベント開始です。場内は暗転、札幌ドームの大画面モニターに映像が映し出されます。公道ではない、ドームならではの演出ですね。

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そして地元出身歌手による、歌があったり、国歌斉唱があったり。


(00カーと0カーを口火に、セレモニアルスタートが始まります)

そしていよいよスタートという時点になったわけですが。実はこの札幌ドーム、グラウンドサイドの観客席は「関係者席」と区切られており、一般客は立ち入り禁止。つまりセレモニアルスタートで走行する車の側はひとっこひとりいないという状態。普通の公道ではコースサイドに鈴なりになっているのが普通なので、それはさびしいってものです。

それを憂慮したのか、司会者が突然

「みなさん、もっと近くに来てください!」

と案内したもんだからさあ大変。いままでおとなしく関係者席の外にいた人たちが、ロープを無視してグラウンドサイドに殺到! 秩序が一瞬にして崩れる瞬間です。

しかしやっぱりグラウンドサイドにお客さんが鈴なりになっていないと、選手も盛り上がらないってもんでしょう。これは運営側は大変かもしれませんけど、いい案内だったと思います。まああちこちで「見えない!じゃま!」みたいなイライラはありましたけど。次回は最初から関係者席開放しておいてくださいね、どうせほとんど誰もいなかったんですから>運営者様

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セレモニアルスタートでは1台1台がこうして旗をふってもらってお立ち台からゆっくりとパレードランして出て行きます。この旗振り役が大会委員長の出井さん(元ソニー会長)だったり、国会議員の鈴木宗男氏だったり、スポンサーのパイオニアの人だったり。結構旗振り役が頻繁に変わるのも、なかなかにして面白いところ。

外国のワークス勢はほんとう、なんかアッサリしているというか、イヤイヤ日本に来ているんじゃなかろうかというほど素っ気無いです。インタビューも受けずにさっさと帰ろうとするドライバーを無理やり引き止めてインタビューする姿が目立ちました。

そんな中でやっぱり目立つのは、もちろんアノ男。ミスタースバル、ペター・ソルベルグ選手です!

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もちろんスバル応援団も大盛り上がり。

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そして箱乗り男、ペター・ソルベルグ選手はここでもドアを開けっ放しで運転してます。

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この状態でシケインを曲がっているんですよ、ほんと運転がうまいです。

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こちらはペターのお兄ちゃん、ヘニング・ソルベルグ選手。ヘニングさんもとっても気さくで、ファン・サービスしてくれます。特にインタビューで日本のファンについて聞かれて、

「日本のファンは世界一だよ!」

と答えてくれました。ずいぶんと静かでおとなしい観客ですけど、お世辞でもうれしいですね。

ということで88台全部のスタートをきっちり見送り、満足して帰路につきました。

こにたんコラム RJ2008~世界のスゴさ

今年は、帯広のときのように駅前でのセレモニアルスタートが無い代わりに、このドームのなかでセレモニアル&ラリーショー。ご覧のように、スーパーSSコースにならべられた出走全ラリー車が並べられています。 “全車”並べるラリーショーは今年初。 この美しいコースに並ぶラリーカーは、なんかモーターショーの会場のようでこれはこれでイイ感じ。とっても新鮮でした。

後から知ったのですが、スーパーSSのコース上にラリー車を並べた後に観客にコースを開放したそうで、多くの人がコースを歩いたり、車をまじかにみたりできたようです。

やっぱりこれは朝のシェイクダウンから夜のセレモニアルスタートまで、ここ札幌ドームの周りをうろうろしているのが一番充実するかもしれませんね。次回はぜひそうしたいと思います。

【関連ブログ】

Notebook :: Hibi no Note: ラリージャパン2008アーカイブ

先日コメントいただいた、キミコさんのブログ。とても詳しいです。やっぱりもっと下調べして行けばよかったなあ。