ラリージャパン2008: シェイクダウン走行(札幌ドーム)

セバスチャン・ローブ選手は本当に巧かったです。

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このシトロエンC4、もちろん左ハンドルなんですけど右前輪がギリギリ縁石にのるようにコントロールしてるんですよ。まさに針を通すようなコントロールで、しかも途中の修正舵が皆無。驚異でした。

●ローブ選手の動画はこちら⇒ラリージャパン2008:シトロエンC4・ローブ選手は超絶滑らか

さて、今回のラリージャパンはスタートのある2008年10月30日の前日に札幌入りし、朝から札幌ドーム・シェイクダウン走行を観戦。

今回初めてシェイクダウン走行なるものを見たのですが、なんとWRカーが午前8時から2時間にも渡ってずっと走行してくれるという、牛丼でいうと特盛のようなボリューム。ジムカーナか、ダートラかという感じでWRカーがスタート待ちして、順番にスタートしていくんです。しかもスーパーSSで利用するところなので2台同時走行が可能。きちんと同時にスタートしてコーナーに飛び込んでいくんだから、本番さながらの迫力。

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前売り券は2800円と観戦チケットの中でもっとも安価でしかも自由席。好きな場所から見放題、撮影したい放題。しかももともと野球場なのですべての席からきちんとコースが見渡せるんですね。

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(札幌ドーム全景:奥が屋外に通じている)

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10月末で札幌はかなり寒く、気温は8度前後だったのですが室内なので少しはマシです。ドームは密閉式ではない半開放型で外から風がびゅーびゅー入り込んでくるのですが、排気ガスを出す車を走らせるにはちょうどいい換気でした。

観客席から中に入れば食事を買うこともできるし、暖房も効いているので温まることができます。これはすごいいい環境だ!と思ったのですが、爆音嫌いの子供がWRカーのバックファイアの音がドーム内に響き渡るのにびびって泣き出し、そこで奥様子供は退場。その後一人で「うめぇなぁ・・・」とつぶやきながらビデオとったり、写真とったり。

30分程度で終わるのかと思ったら全然終わらず、結局家族から「まだーーー」と催促され、9:30am位にまだ終わってないのに席を立つことに。

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札幌ドームの駐車場はサービスパークになっていて、各チームのメンテナンス風景が見られるという趣向。これがまた、当然ですけど出たらすぐなんです。

だから出たところまだまだ各チームがセッティングを変更しては出て行くところにバッタリ。

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ちょうどペター・ソルベルグ選手がピットから出て行くところに遭遇!すごい近い距離!!(一応フェンスで車道と区切られてます)。

ペター・ソルベルグ選手が偉いのはファンサービスを欠かさないところ。ここでも窓をあけて、ちゃんと手を振って声援に応えてます。いや、ほんと、気配りがすごいですよ。

●ソルベルグ選手の動画とおちゃらけ画像⇒ラリージャパン2008:スバルインプレッサ・ソルベルグ選手がまた好きになった

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ローブ選手だってすぐ横を通り過ぎるし、もう感動です。札幌ドームでは走る姿、すぐ外のサービスパークではこうして間近で選手や車を見られるんですから、本当今回の札幌ドームでの開催はすごく良かった! もうこの2時間余りでラリージャパンを堪能しきったといっても過言ではないです。

まだまだ居たかったのですが、家族が帰りたがったので止む無くホテルへ戻ることに・・・

いやしかし、本当は何時まで走行していたんでしょうね。軽く2時間以上は走っていたようです。

夜はまたここに(一人で)戻ってきて、セレモニアル・スタートを見ました。そのレポートはまた後日。

【オマケ】

札幌ドームを出たら子供がバスみて叫んでるんです。よくみると、、、

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スバル、インプレッサバス!?しかも2台。

タイヤのところがきちんとタイヤになっているのが芸が細かいですね。観戦ツアーバスなのでしょうか、それにしてもカッコよいですね。