(BMW) MINI Clubmanのキー閉じ込みはJAF泣かせ

ディーラーの人に「絶対にこれはやらないで下さい」と厳重に注意されたことを奥様がやって、見事にMINI Clubman Cooper Sのキーの閉じ込みをしてしまいました。

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その「絶対使っちゃダメ」というのは、キーの一番右側のボタン、リアゲートオープンボタン。

このボタンを押すとリアゲートのみ解錠され、リアゲートを閉めると自動でロックがかかるというもの。しかし往々にしてトランクの荷物の出し入れ時にキーをトランクにおき、リアゲートを閉じたらハイオシマイ。綺麗にキーの閉じ込みが出来てしまうという、恐ろしいトラップなのです。

R55 MINI Clubman Cooper Sの車検証とリモコンキー ([の] のまのしわざ)

しかしトリッキーなのがトランク。実はこのトランクオープン、リアハッチというか、観音開きドアを１回だけ解除するという機能で、閉めると即ロックされます。間違ってキーをトランクの中に置き忘れて閉めると簡単にキーの閉じ込みをしてしまうという仕様。そのためディーラーの方には「使わないで下さい」と言われました（笑）なんでもヨーロッパではクルマ強盗が多いので、すぐにロックできるような仕様になっているのだとか。このへんはさすが、ヨーロッパ仕様です。

車上ドロならぬ、車強盗が多いヨーロッパ用の装備なのですが、治安のよい日本では無用の長物。それどころかキーの閉じ込みしたときが大変だから「絶対に使っちゃダメ」と言われてたのでした。

で、その大変さというのはどれくらいかというと。。。

・・・

キーどころか、一緒に財布、鞄、携帯まで車に閉じ込んだ奥様。友人の携帯電話を借りてJAFをコール。

30分程度で到着するも、JAFいわく

「最新型のBMWですよね〜、１時間くらいかかりますのでゆっくり待っていてください」

とのこと。

１時間経過したところで

「あと５分くらいで開くと思います」

なかなかうまくいかないので応援を呼ぶ。応援はBMWのキーを得意とするJAFの隊員。

到着後２人がかりで作業開始。
ところが５分どころか、一向に終わる気配がない。


だんだんと隊員の言葉が少なくなる。


応援がきてから１時間半が経過してようやく開いた。
つまり最初の隊員が到着してから２時間半、JAFをコールしてから３時間以上経過。

・・・

JAF隊員は鍵穴と格闘しすぎて、指から流血しながら作業していたそうです。本当にごめんなさい。

皆様もくれぐれもお気をつけ下さい。ディーラーの言う通り、絶対にリアゲートオープンのボタンは使わず、普通の解錠ボタンを使いましょう。

【関連リンク】

●JAPAN AUTOMOBILE FEDERATION ｜ 日本自動車連盟(ジャフ)

JAF会員であれば、キー閉じ込みの解錠作業は無料です。