F1富士:訴訟に向けての動き

F1富士の地獄から2週間以上が経過しました。その後C席の一部金額の払い戻しが開始され、粛々と時間は過ぎています。なおこの払い戻し期間は10月末まで。たとえチケットを持っていても手続きをしなければ一部金額の払い戻しもしない、ということなのでチケットをお持ちの方は気をつけて下さい。

それ以外について、つまり9月30日以降、富士スピードウェイからの公的な行動は一切ないようです。謝罪は定型文となって、どういった内容の苦情メールに対しても、同一の文章が送られてくるだけです。

お詫びメールが届いてました。 - 暇つぶしブログ

取り合えず久しぶりにメールを確認したら、苦情を出した先からお返事がありました。

公開しておきます。

長いので続きで見てください。

これではコミュニケーション断絶といってもいいでしょう。説明責任を果たして欲しいという、最低限の観客の願いすらも届かないのです。

そしてKY記事の登場です⇒来年も行くぞ!! F1日本グランプリ(富士スピードウェイ) ([の] のまのしわざ)

怒りの矛先を見失っていた大衆は一気にヒートアップ、ブログ炎上となりました。

そして一切のコメント、説明のための新規エントリーもないまま、ブログ閉鎖。これもコミュニケーション断絶です。

時間が経っても観客、いや被害者といった方が適切かもしれません、怒りが収まるどころか不誠実な対応に怒りを募らせています。その結果の行動として、訴訟といった法的な行動にでようという動きが本格化してきています。

2007日本GPの被害者立ち上がろう。

トヨタの富士スピードウェイF1グダグダ運営 - 訴訟を検討中の方々

一切のコミュニケーションを拒絶している富士スピードウェイに対する、コミュニケーションする最終手段となってしまいそうです。

これからから見て取れるのは、被害者がまずは何があったのか説明してほしい、自分たちが見てきた事情を理解してほしい、というコミュニケーションを要望しているのに対して一切のコンタクトポイントを切ってしまうと、訴訟のほかにコミュニケーションする方法はなくなってしまうんですね。

訴訟が実際に起き、それでどうなるかは現時点ではまだ分かりません。

富士スピードウェイの親会社、トヨタは一般大衆向けの車を作る世界一の企業です。ニッチでマニアなエンスー向けでも、極めたスポーツカーを作る企業でもありません。一般大衆向けの車を世界一作る企業が、一般大衆とのコミュニケーションを断絶するとどうなるのか。その行方を見守りたいと思います。