あまりに、ストレス解消、もとい「ZガンダムIII 星の鼓動は愛」見ました

帰国してからというもの2週間連続朝の連続ドラマ小説ばりに朝8時出社。風邪はひくし、夜も遅いしでなかなかヘビーな毎日を送ってます。

来週は実家に帰らせていただくのでどうしてもスケジュールの都合上、本日しかない!と思い立ち行って来ましたよ、ZガンダムIII。

ということでネタばれ注意です。

機動戦士Zガンダム -星を継ぐ者-
富野由悠季 池田秀一 飛田展男
B0009VHUF8

機動戦士ZガンダムII -恋人たち-
富野由悠季 飛田展男 池田秀一
B000ADD52M

映画、特に上映中のものについての感想を書くのはなかなか神経を使いますが。今回見て思ったのはやはり、ティターンズ、エゥーゴ、そしてアクシズ勢力は複雑すぎってことです。やっぱり簡単に敵味方あって、ドンパチドカーンってのが分かりやすくていいんではないでしょうかね。もともと50話ありますが、再放送で見直してもよくわからず、おそらく映画版だけ見た人はやっぱり何がなんだか分からないと思います。そういう意味でファーストガンダムの映画版が万人向けのエントリーガンダムとなっているのに対して、このZガンダムは青春時代をガンダムで過ごした大人たちの懐古趣味といった側面もあります。

とはいうもののよくもまあ編集と少しの新作カット、台詞書き下ろしでここまでまとめあげるなと、改めて大富野監督の偉大さを再認識させられます。本当、作り直した方がよっぽど楽だと思いますよ。

Zガンダムは勢力図が複雑な上に、個人主義がはやっていてポンポンと寝返ってしまうので本当によくわかりません。しかも私利私欲のためではないので、理解しにくいし、共感もできないです。ただ寝返られた方の悔しさだけはなんとなーく分かる、といった感じですね。でもそんな中でドンドコ戦死していっちゃうわけです、休まる間もなく。ファーストガンダムではリュウや、スレッガー、ミハル、ウッディ、マチルダに見るように「死に様」があり、余韻がありました。しかしZガンダムは不遇なその製作環境から最後の2話でほとんど犬死。そしてその挙句のカミーユ発狂なわけですよ。救われないというか、報われないわけですね。

今回そのラストが変わる!というのが売りだったわけですが、そのためにこの半年間、3部作を見続けたわけですよ。そしてそのラストです。

・・・いや感動しました。なんか救いがあるなあ、と思ったわけです。20年間の心のワダカマリが少し解けたような気がしますね。ラスト後の追加新作カットがまたいいわけです。味があるし、ちょっとサプライズもあるし。2部作まで見た人は必ず、そしてまだひとつも見てない人はぜひ1部から全部みて欲しいものです。

明日も8時出社です。家は6時過ぎに出るので早く寝なきゃ zzz

のまのしわざ:映画「機動戦士Zガンダム 星を継ぐ者」
のまのしわざ:「Zガンダム2 恋人たち」を見ました