のまのしわざ

ついに15年の歴史にピリオドを打ち、先月末に受注終了、今年末に生産終了となるNSX。次のモデルはFR V10スーパースポーツではないかと予想されるだけにどうにも興味がそがれます。それはNSX後継とはいえませんねえ。ミッドシップじゃないし、小排気量でもなさそうだし、別の車。そうなってくるとやはり現行のNSXが欲しいというものです。

ということで同僚がフェラーリを買うというのに触発されて色々と検討してみました。

まずNSXはそもそも玉数がありません。多いのは初期型(NA1)、平成3,4年モデルが中心です。しかもATが約半数を占めてしまいます。NA2、3200ccモデルは玉数がさらに少ない上に値段も高く普通に600万円から800万円に跳ね上がります。NSX-Rとなると前期モデルであっても800万円以上となり、10年たってこの値段ですから値落ち率は低いですね。

500万円以下のマニュアルとなると自動的に NA1 3000cc, 平成3,4年モデルで走行距離は5万キロ前後というのが多いようです。

安いのを入手してリフレッシュすることも検討してみます。NSXにはリフレッシュプランというのがあり、内外装を新車同様にリフレッシュしてくれるというサービスがあります。例えば外装は全バラしてエンジンからサスペンションまで脱着して焼付塗装をしてくれます。バンパーは新品と交換。しかしお値段も凄い、200万円から270万円程となります。

内装も同じような形で、皮張替えなどしてくれますが100万円から。スーパースポーツはやはりお値段も高級です。一番リーズナブルなのは30万円でアライメントとウィンドウシールなどを交換してくれるメニューでしょうか。安くなったといってもまだまだ高嶺の花であることには変わりません。

逆に高年式の車体にするとそれなりの値段となります。高年式といっても普通に１０年近くたったものなのでゴム系は弱っているでしょうから、手をいれないわけには行きません。そこまでして買うことはないよなぁと腰がひけてしまいます。

しかしそういったのを乗り越えて買う車なんでしょうね。割高だからといって他の車種にしない不退転の決意とか持たなきゃいけないんでしょうかね。

先が長い。