歴史に消えたガンダムメカシリーズ

最近ガンダムづいている今日この頃。これも廻りが「ジーク・モダシン」というエントリーのリンクを送ってきたりしているせいだと思うんですが。

そんな中ガンダムSEED DESTINYはだんだんと奇天烈なメカが堂々と出てきていて、ファーストガンダムの頃を彷彿とさせています。デストロイなどはビグザムとサイコガンダムを足して2でわった感じですからね。

いまやファーストガンダム43話すべてを見ている人も少なく、ガンダム映画版を見てガンダムを知ったような気になってしまいます。しかしガンダム映画版は所詮ダイジェスト。しかも大人なガンダムということで、オモチャっぽい説明をつけにくい要素を排除しています。当然ザクレロなどは登場しませんし、Gアーマーもコアブースターとなって合体要素をなくしてしまいました。

Gアーマー
Gファイター


Gアーマー(追加)


コアブースター
コアブースター

Gアーマーの画期的なところは、

- ガンダムを長距離、高速移動可能
これがないと、ガンペリーだけですからね、輸送可能なのは。
- 多彩な形態へ分離可能
Gブル、Gスカイ、GスカイイージーなどAパーツ、コアファイター、Bパーツの組み合わせにより色々な形態に変化することができます。
- 空中換装可能
発進時にガンダムを組み込むだけではなく、途中で合体することが可能。
- ドダイ機能
組み込み以外、ガンダムを上に載せてドダイの役目も果たすことが可能

と非常に多彩です。こんな素晴らしいサポートメカはなかなかないでしょう。それに対してコアブースターは機能がほとんど何もありません。

そしてすっかり忘れてしまわれた武器、それが

- ガンダムハンマー
- ビームジャベリン

よりによって、ハンマーですから。しかもハンマーといえば、ゴッグ。なんといってもハンマーを受け止めてしまい、アムロを恐怖に陥れます。

ハンマーがあれば、やっぱりカマもありでしょう。そのキレタデザインで有名なのがこちら。

ザクレロ
ザクレロ

カマに牙。とにかくもう投げやりなデザインが最高です。

槍にハンマーにカマに牙とか、もうむちゃくちゃだと思うのは現代兵器に慣れすぎた最近のワカモノの悪いところ。レーダーが発明される前は有視界戦闘が基本。中世は甲冑つけて、盾もって、槍もって馬に乗ってたたかったわけですよ。モビルスーツ(パワードスーツ)が歩兵の甲冑であり強化服という位置づけなら、中世の騎士が一番似合うってことで

ギャン
ギャン

は最高でしょう。マ・クベの時世の言葉「あ、あれはいいものだーーーー」に表されるように彼こそその時代のものの価値が分かっていたのかも知れません。

話は戻って「ジーク・ジオン」ですが、これはギレンのアジ演説を締めくくる言葉です。ジオン公国の国民をアジテートするのに例えているわけですが、同じようにブログ業界でブロガーをアジテートしているわけですね。一度演説を聴いてみたいです、もちろん飲み物はアルコールで。