2003年12月に代々木で開催されたガンダムSEED FESTIVALがフレッツでストリーミング放送されました。
2時間15分におよぶライブイベントで、内容はガンダムSEED COMPLETE BEST + SUIT CDといった雰囲気です。声優としてはキラ、アスラン、ラクス、カガリの保志総一朗、石田彰、田中理恵、新藤尚美の4人、アーティストはT.M.Revolution 西川貴教、Vivian or Kazuma、中島美嘉、玉置成実、YUUKA(南里侑香)+梶浦由記が出演しました。司会は砂漠の虎・アンディ・バルトフェルド(置鮎龍太郎)でしょうか。
構成はアスラン、カガリ、ラクスそしてキラの視点からの回想シーンを各声優がライブで語ります。
映像自身は本編の総集編ですが、台詞は今回のための書き下ろしです。そしてその回想シーンから、アーティストライブへと続きます。
総集編の内容としては(キャラクター)個人個人の背景、友人、環境、戦争に対する思い・迷いを吐露するものです。本編よりも少しだけ感情を掘り下げた印象を受けました。ちょっと間違えると戦争反対集会になりかねない内容の台詞も多く、時期が時期だけに最後に「イラク派兵反対」といっても少しも違和感がないです。
曲はINVOKEにはじまり、INVOKE(RE-MIX)に終わるといった構成で、やはり勢いを感じます。そして何より今回はあのSUIT CD4に収録されている「暁の車」のライブが見所でしょう。はじめてYUUKAを見ましたが、どこにでもいそうな女の子なのですが、心に響く透明感のある声が会場一杯に響いていました。
そして唯一声優兼アーティストとして2曲歌った田中理恵ですが、ラクス・クラインのカワイイイメージとはまったく違う清楚な美人でした。指が細く綺麗だったのが印象的です。
映像配信ですが、1時間と1時間15分の2つに分けて配信していたらしく、最初エラーがでて2つめから再生が始まってしまいました。それに気づいたのは1時間後、なぜライブがもう終わっちゃうの?と驚いたのですが終了後もう一度再生ボタンを押すと1つめを再生してくれました。なので後半・前半という逆番で見てしまいました。映像自身は3Mbpsのストリーミングでほとんどフレーム落ちもなく再生できました。PCは PentiumIII, 600MHzのノートです。全画面再生がだいたい10分ごとに自動的解除されてしまうのはなんででしょう。
内容はかなり楽しめましたし、そして最後に"TO BE CONTINUED"の文字が出ていますので今後のSEEDにも期待がかかります。映像配信は今回が第一回で、2月、3月に第二回、三回が予定されているそうです。今回見られなかったフレッツユーザーも見るチャンスがあります。
多分に実験的な意味合いが強いのですが、土曜日の昼間(3-5pm)に見るのは厳しいですね。できれば夜にやってほしいものです。なにせ、期間どころか時間限定ストリーミング、録画もできないし、TVで見られるわけでもないですし、逆にTVよりも不自由に感じました。最近はストリーミングをファイルに落とすツールもあるようなので、今度調べてみます。
関連リンク:
のまのしわざ:暁の車とSUIT CD
rie rie world 田中理恵ホームページ
関連CD:
Chara de Rie : 田中理恵
機動戦士ガンダム SEED スーツCD (1) ストライク×キラ・ヤマト
機動戦士ガンダム SEED スーツCD (2) アスラン・ザラ×カガリ・ユラ・アスハ
機動戦士ガンダム SEED スーツCD (3) ラクス・クライン×ハロ
惣一郎
いやしかし、ガンダムも変わってきましたね、ファースト世代の自分には驚きの連続。
いやまあ、個人的にこういうのは嫌いではありませんが(笑)
それと、置鮎さんの役名は正式には
アンドリュー・バルトフェルドですよー。
アンディはあだ名というか、呼び名です。
tnoma
ガンダムはもはや一ジャンルとなってますねえ。SFとかと同じようなかんじで。
アンドリューの件はその通りですね。ありがとうございます。
SEED DESTINYに続編があるのではないかという噂がもちきりなので、クリスマスの特別放送が今から楽しみです。