この「研究者のシミュレーション」というのが気になる。単純に気化熱で温度が下がるだけなのだろうか。
ちょっと懐疑的だったので、きちんと参加してみました(笑)
・実験方法
1.5L x 4 = 6.0Lの水を用意。それを庭のうち、2m x 2m (4m^2)の範囲に打ち水をしてみた(12:30pm頃開始)。
温度計測はすだれのかかった影、コンクリートの地上から約20cmの地点(七輪の上ともいう)。計測器はEMPEXのデジタル温度計で、表示上0.1度単位まで表示可能。
34.9度が、なんと32.1度と2.8度も下がった!
さらにいつも通り、庭の草花にたっぷりと水をやったところ、30.5度まで下がった!!
すげーと思ったのもつかの間、3分後には 33.5度、そしてその3分後には34.0度まで戻っていた(汗 (1:10pm頃)
一番気温が高かったのは35.5度(1:30pm頃)
・考察
確かに効果があるが、これだけ直射日光が激しい昼間は効果が持続しない。やはり古人の行うとおり夕方、直射日光が弱くなり温度上昇が抑えられる場面で行うと効果が持続するのではないかと考察する。
・感想
6Lの限られた水でもこれだけの効果が生まれるというのは驚いた。専門家のシミュレーション結果が正しかったといえる。しかし持続時間がやはり問題で、一瞬涼しいだけではなかなか継続的な暑さには対処しきれないというのが今後の課題だろう。
tnoma
5:45pm時点で 30.3度だった。ということは放水で一時的に夕方位の温度まで下がったわけだ。
今打ち水すれば28度になるのかな?
Jun Kaneko
打ち水は、午前中の朝のうち、地面の温度が上がるまえにやると効果が大きいそうです。
地面の温度が上がってしまったあとだと、地表面で水蒸気になってしまって、水が地面にしみこまないので、地面の熱を下げる効果がまいた直後に限定されるからだそう。
tnoma
へぇーーー、そうなんだ!
じゃあ庭の水遣りは午前がいいね。